６月９日（木） 晴
毎日深夜に就寝して朝が遅いものだから、午前中は電話の応対やメール処理、溜まった郵便物の整理に費やし、あっという間にお昼になる。
午後は、足腰のストレッチを目的に始めた新舞踊のお稽古。
２００７年の４月に始めたから、今年で１４年と３か月続けていることになる。長い修行の割には、成長が芳しくないのが残念である。
師匠の西川広美先生は、挙措動作に厳しくて「そう、そうすれば綺麗に見えるでしょ？」と、なかなかOK ！を出してくださらない。
昨年来のコロナ禍で、敬老会も名張市老人クラブ連合会の大きな舞台も、みんな中止となって踊友さん方は、「張り合いが無いね」、「氣が乗らないわ」とおっしゃるけれど、日ごろから【新型コロナになんか、負けるもんか！】と負けん氣丸出しのさくらは、真夏日のような午後、踊りのお稽古に精を出す。
オーガンジーに金の箔付きのかつぎは、師匠にお借りしたもので、足さばきが難しくもあるけれど、額にじんわりと滲む汗も構わずひたすら舞う、舞う。
おバカな午後のさくらです。
強い夏日を避ける日傘は、名張市のがん相談室に抗がん治療から退院なされたその足で、ご主人と共に相談に来られた栄子さんの妹さんにお願いして手描きしていただいた、爛漫の桜花が見事なものである。
１５年前、末期の乳がんで元気をなくしておられた栄子さんが、退院後はめきめきと元気になられ、「いつ電話しても留守なので、心配して見に来てみたら、がん相談で納得して上本町の氣功教室に通って、ほんとうに元気になって！」
お礼に、手描きのバッグを頂戴したのをきっかけに、金つなぎの病友がたも絵日傘の【非日常】を喜ばれ、妹さんは３０本以上も描いてくださった。
栄子さんは、その後地元で絵本の読み聞かせなどボランティア活動に尽力なされ、数年後鮮やかに逝かれた。
栄子さんの闘病と妹さんへの感謝の思いを、毎夏の絵日傘に捧げて１５年。
確か、１本４５００円。 思えば、お安い買い物であった。
昨日、大きな毛虫に驚いて庭木の伐採には【戦意喪失】したものだから、夕方は、先週、大阪の新歌舞伎座で楽しんだ『魔界転生』のカタログをめくりながら、ブルーベリー酢をいただく。
血液サラサラ、粘膜強化。
クエン酸サイクルが生体の全き巡りを促してくれる。（と確信しているおバカなさくらのティータイム♪）
ブランチは、「これが主婦の食事？」（恥；）
冷蔵庫のアリ物野菜をカットし、冷凍してあったヒレかつ、天ぷら（海老とレンコン）の衣を取り除き、SB粒黒胡椒、ハウスカレーパウダー、ハーブソルトをお好みで。
ヒレかつにカレーパウダーは絶妙の味わい♪
冷えた豆乳も美味・満足。
夜は、これも冷凍してあったカレーライスに、煮卵１個を煮込む。
今日の食費は、１日３００円かしら。
かくて、さくらのお財布には【天からお金が降ってくる】と言われてしまうのでしょう。
お若いですね。お綺麗ですね。
同年の主人が目を丸くしております。
益々ご活躍くださいませ。
いつも、きめ細かいお心を頂戴し、ほんとうにありがとうございます。
お嬢さんを通じて送ってくださいましたピンクの日除け帽子は、この時期とても重宝させていただいています。
ありがとうございます。