3月22日 (火)
寒気はゆるんでいるけれど、朝から冷え冷え…
被災地の皆さまは、どんなにか冷たく寒いことでしょう、と心が痛む。
でもいったい、この私にナニが出来るでしょう?
まずは、しまい込んだ湯たんぽを引っ張り出して、毛布にくるんでホームこたつの中に入れて暖をとることにしたの。
みるくも喜んで湯たんぽに寄り添っているし。
日ごろから節電につとめているから、ほかにはなかなか思いつかないけれど。
あ、今夜から就寝時間を短縮して今日のうちにBed-inすることにしましょう!
これは、節電効果が大きい!
そういえば、一昨日の同窓会会場でも急拵えの募金箱が回され、日本赤十字に届けることになったっけ。
さくらのテーブルでは、皆さんがそれぞれ1000円札をカンパされた。
いつもはもの静かな東京在住の紀ちゃんが、「あたし、集めに行ってくるわ!」と募金箱を抱えて各テーブルを回って募金集めをしておられる。
いいぞー!
松阪高校第11回生♪
それにしても、東北地方のインフラ復旧に、国はどれほど多鵜の資金を必要とするでしょう。
さくらはこれからも、生活費を切り詰めてでも、出来るかぎり寄金を続けましょう!
◆
今にも降り出しそうな空の下、郵便局に急ぐ。
来る4月4日に東京・新宿御苑で恒例の観桜会をひらくことになっていた。
前日の日曜日には、出先の広島から直接東京入りする予定で、講演の主催者さんに広島~東京の新幹線チケットをお手配いただいている。
4日の観桜会を中止と決めたので、さっそくチケットのキャンセルと買い直しをしていただくことになり、先方さんがカード決済をしておられたことから、返送のため朝一番の郵便局行きとなった。
急ぎ帰宅したのは、来客の予定があったためだ。
前日に電話があった。
「明日、お邪魔して宜しいでしょうか?」、「明日でないといけませんか?」、「明日だといけませんか?」
どうしても早く会いたいようなのだ。
紹介者は旧知の方で、「がん患者さんで、一度お会いさせていただきたい、とおっしゃっている」と聞いていた。
<原稿を書きたいんだけれど…>
心の声が、ささやく。
約束の時間に、中年と老年の男性がお二人。
…老年の方が、もしや肺がんかしら?
残念、予想は外れました。
「MDフラクションをご存じですか?」
「あぁ、舞茸エキスですね。それを販売しておられるのですか?」
「はい。ネット・ビジネスではあるのですが…」
少しお話して、資料を置いて帰っていただいた。
「健康食品、機能食品をお勧めくださるのなら、それを世のため人のためにお勧めくださるなら、もっともっとお安く提供してくださいませ」
同業の皆さまにお願いする言葉をお伝えして、帰っていただいた。
ふぅ~。
その後も、関東方面の病友がたからの電話相談が相次ぎ、不安と恐怖を訴えられる。
「OK、大丈夫! 今から赤ちゃんを産むわけではないでしょう?」
1960年代、米ソ・二大国の核実験や核事故で放出された【死の灰】は、日本の漁船を汚染するなど、当時子育て世代であったさくらも無関心ではいられず、ラルフ・ネーダーに触発されて、消費生活の勉強をし奈良市の消費生活相談員を拝命するまでに行きついたのだった。
当時は、米、食肉、水と洗剤、核汚染をテーマにしていた。
まじめにデータ集約をして結果を出し、農林省(当時)の施策に沿っていたからだろうか、この活動は成果を残した。
核汚染のテーマでは、ストロンチウム90、セシウム147を主に学んだ。
いま話題の、セシウム137は当時、催奇形性が謂われ、ストロンチウム90は骨に沈着し体を蝕むと知った。
あれから40年あまり、当時の放射能は計算上はすでに消滅しており、一方、日々自然界から受ける放射線もまた、目には見えないが福島原発のそれと、基本的には変わらない。
あれから私たちは、何を恐れることなく生きてきた。
がん患者はとりわけ、MRI検査や抗がん治療などで、放射線を浴びる機会が多い。
中には恐れつつ受ける患者さんもおられるかもしれないが、さくらは恐れない。
被曝量が微量だからである。
乳幼児、結婚前までの男女を除くいわゆる大人世代は、過敏な恐れは無用である、といってもいいと思う。
病友に、「OK、大丈夫!」と申し上げるゆえんである。
◆
夕方、三永理事から電話があった。
「被災地に行きたいんです。困ってる人を助けたいんです!」と。
三永さんは、喉頭がんを病んで食道発声法で振り絞るような声で話される。
「えっ、そのお体でナニをしに?」
聞けば、鉄工所を経営するなかで被災地のガス管の掘り出しや修復、溶接の技術を持っておられ、「今回は工場長ら社員2人を1週間派遣したいのです。どこに行けばいいでしょう?」
居ても立っても居られないお気持ちがヒシと伝わるので、いろいろ話し合った結果、Net検索で、仙台市役所がボランティアを募集中と分かり、電話番号をお知らせした。
「行くからには、寝るところも食事もすべて持ち込みで、現地にご迷惑をかけないようにしてね!」
「もちろん、です!」
がん患者・三永理事の意気やよし!
三永さん、男だねぇ♪
寒気はゆるんでいるけれど、朝から冷え冷え…
被災地の皆さまは、どんなにか冷たく寒いことでしょう、と心が痛む。
でもいったい、この私にナニが出来るでしょう?
まずは、しまい込んだ湯たんぽを引っ張り出して、毛布にくるんでホームこたつの中に入れて暖をとることにしたの。
みるくも喜んで湯たんぽに寄り添っているし。
日ごろから節電につとめているから、ほかにはなかなか思いつかないけれど。
あ、今夜から就寝時間を短縮して今日のうちにBed-inすることにしましょう!
これは、節電効果が大きい!
そういえば、一昨日の同窓会会場でも急拵えの募金箱が回され、日本赤十字に届けることになったっけ。
さくらのテーブルでは、皆さんがそれぞれ1000円札をカンパされた。
いつもはもの静かな東京在住の紀ちゃんが、「あたし、集めに行ってくるわ!」と募金箱を抱えて各テーブルを回って募金集めをしておられる。
いいぞー!
松阪高校第11回生♪
それにしても、東北地方のインフラ復旧に、国はどれほど多鵜の資金を必要とするでしょう。
さくらはこれからも、生活費を切り詰めてでも、出来るかぎり寄金を続けましょう!
◆
今にも降り出しそうな空の下、郵便局に急ぐ。
来る4月4日に東京・新宿御苑で恒例の観桜会をひらくことになっていた。
前日の日曜日には、出先の広島から直接東京入りする予定で、講演の主催者さんに広島~東京の新幹線チケットをお手配いただいている。
4日の観桜会を中止と決めたので、さっそくチケットのキャンセルと買い直しをしていただくことになり、先方さんがカード決済をしておられたことから、返送のため朝一番の郵便局行きとなった。
急ぎ帰宅したのは、来客の予定があったためだ。
前日に電話があった。
「明日、お邪魔して宜しいでしょうか?」、「明日でないといけませんか?」、「明日だといけませんか?」
どうしても早く会いたいようなのだ。
紹介者は旧知の方で、「がん患者さんで、一度お会いさせていただきたい、とおっしゃっている」と聞いていた。
<原稿を書きたいんだけれど…>
心の声が、ささやく。
約束の時間に、中年と老年の男性がお二人。
…老年の方が、もしや肺がんかしら?
残念、予想は外れました。
「MDフラクションをご存じですか?」
「あぁ、舞茸エキスですね。それを販売しておられるのですか?」
「はい。ネット・ビジネスではあるのですが…」
少しお話して、資料を置いて帰っていただいた。
「健康食品、機能食品をお勧めくださるのなら、それを世のため人のためにお勧めくださるなら、もっともっとお安く提供してくださいませ」
同業の皆さまにお願いする言葉をお伝えして、帰っていただいた。
ふぅ~。
その後も、関東方面の病友がたからの電話相談が相次ぎ、不安と恐怖を訴えられる。
「OK、大丈夫! 今から赤ちゃんを産むわけではないでしょう?」
1960年代、米ソ・二大国の核実験や核事故で放出された【死の灰】は、日本の漁船を汚染するなど、当時子育て世代であったさくらも無関心ではいられず、ラルフ・ネーダーに触発されて、消費生活の勉強をし奈良市の消費生活相談員を拝命するまでに行きついたのだった。
当時は、米、食肉、水と洗剤、核汚染をテーマにしていた。
まじめにデータ集約をして結果を出し、農林省(当時)の施策に沿っていたからだろうか、この活動は成果を残した。
核汚染のテーマでは、ストロンチウム90、セシウム147を主に学んだ。
いま話題の、セシウム137は当時、催奇形性が謂われ、ストロンチウム90は骨に沈着し体を蝕むと知った。
あれから40年あまり、当時の放射能は計算上はすでに消滅しており、一方、日々自然界から受ける放射線もまた、目には見えないが福島原発のそれと、基本的には変わらない。
あれから私たちは、何を恐れることなく生きてきた。
がん患者はとりわけ、MRI検査や抗がん治療などで、放射線を浴びる機会が多い。
中には恐れつつ受ける患者さんもおられるかもしれないが、さくらは恐れない。
被曝量が微量だからである。
乳幼児、結婚前までの男女を除くいわゆる大人世代は、過敏な恐れは無用である、といってもいいと思う。
病友に、「OK、大丈夫!」と申し上げるゆえんである。
◆
夕方、三永理事から電話があった。
「被災地に行きたいんです。困ってる人を助けたいんです!」と。
三永さんは、喉頭がんを病んで食道発声法で振り絞るような声で話される。
「えっ、そのお体でナニをしに?」
聞けば、鉄工所を経営するなかで被災地のガス管の掘り出しや修復、溶接の技術を持っておられ、「今回は工場長ら社員2人を1週間派遣したいのです。どこに行けばいいでしょう?」
居ても立っても居られないお気持ちがヒシと伝わるので、いろいろ話し合った結果、Net検索で、仙台市役所がボランティアを募集中と分かり、電話番号をお知らせした。
「行くからには、寝るところも食事もすべて持ち込みで、現地にご迷惑をかけないようにしてね!」
「もちろん、です!」
がん患者・三永理事の意気やよし!
三永さん、男だねぇ♪
いつも、ご安寧を祈っております。
いつもいつも、優しい思いやりをありがとうございます。
腹式深呼吸とイメージ療法、食事、運動、睡眠に配慮し、ストレスとうまく付き合い、体を冷やさない!
これが私の健康の源のように思っています。