5月3日(月・祝) 晴
良く晴れた憲法記念日。
昨日までの悪天候が嘘のようだ。
1947年5月3日から施行された『日本国憲法』は、前文と11章103条の本文で構成され、「国民主権」「戦争放棄」「基本的人権の尊重」を基本理念とする、世界に冠たる平和憲法である。
このうち、戦争放棄については当然の理念であり、地球上のどの国と地域においても、命を奪い国土を破壊し、結果悲しみと憎しみしか生み出さない戦争を断じて回避し、自ら仕掛けてはならない。
その意味で、日本国憲法の【不戦の誓い】は、素晴らしい理念である。
ただしかし、【国を守る】ことに思いを致し議論を尽くし、専守防衛のための備えを固めることを怠ってはならないと強く思う。
日本の近隣諸国が、海も陸地もを虎視眈々と狙ってせめぎあっている今、憲法改正も視野に入れた議論が大いに興ることが望まれる。
一方、新型コロナとの戦いは、いつも申し上げているように、変異株であっても感染者の約半数が20代の若者であり、30代を合わせると全体の60㌫を超えている。
とりわけ、大都市の若者の無防備・不健康が案じられてならない。
さくらが今気にかけていることは、感染数と治癒者数の開きが、これまでは約2万人(うち1万人強が在宅患者で1万人弱が死者)であったのに、ここに来て陽性者60万2862人に対し、退院(治療解除)者が53万1096人(5月3日現在)と報告され、この差の約7万人の方々が、入院または自宅療養を余儀なくされておられる現況で、約1万人の死者を除く6万人弱の方々からはウイルスが完全にゼロになっているとは言いがたい。
6万人弱の6割が、自粛が苦手なお若い方であるという事実を踏まえれば、「自粛、自粛」と声高に言うばかりでは、感染を食い止めることなど出来はしない。
おとなしく自粛している高齢者群のワクチン投与より先に、20代、30代の若者への投与を急ぐべきではないか?
◆
と案じつつ、午後は踊りのお稽古。
老女にはGW なんて、何の恩恵ももたらさないし、もとよりそれほどの関心もない。
いつものように、美しい所作のお稽古に精を出し、おやつの時間を楽しんで帰る。
有難いなぁ!
大阪の次男一家3人が鳥羽と松阪の墓参を済ませ、お仏壇への報告に立ち寄った。
変異株が増え続ける大阪に住み、長男も任地の福岡で自粛と決め、帰省しなかったと言う。
四孫が【不思議のチューリップ】の今日の元気をいたく喜び、「今日で40日余り、二度目の花の人生を生きているよ」と教えたら、ほんとうに嬉しそうに帰っていった。
通りすがりのお宅の庭に、大手毬の花が咲き誇っている。
「あなたも負けずに、40日ほど咲いてみてね♪」
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