4月30日(水)
直腸がんの肝転移とリンパ転移で闘病中のO氏に会うため、清野氏の車で名阪国道・中瀬のインターに行く。
「大学病院でホスピスを勧められました。ボク、顔色がおかしいでしょ?」と聞かれるまでもなく、顔も手も白目部分も、黄色い!
48歳。 企業の中間管理職として、責任世代の彼を襲う過酷ながん、天は何ゆえに、これほどの理不尽を彼に与え給う乎!
国は「がん対策基本法」で、すべての国民にがん闘病に関する基本的な安心を、たとえ一部分であろうとも、担保しようと乗り出してくれた。
それはそれとして、いま私が強く望むのは、若いひとたち、また、責任世代の人たちを襲うがんの対策をもっともっと、強く強く、国は考えてほしい、ということ。
O氏を前に、ロードサイドの喫茶店で2時間40分話し合い、「まだまだ、できることがあるんだから、頑張りましょう!」と。
「私たちの抗がん闘病は、勝ち抜く闘いです。武器弾薬は多ければ多いほど負けない戦いが繰り広げられる。 武器は、食事、栄養、運動、睡眠、安心、腹式深呼吸、イメージ療法…」
まだまだ、大丈夫!
これからが、真の闘病です!
金つなぎには、あなたのような患者さんで生き延びておられる方が、たくさんおられますよ!
「元気をもらえました」 と喜んでくださったO氏と別れ、私、どっと疲れました。
異様に疲れました。
清野氏が、「温泉、行きますか?」 と言ってくださって、即座に「は~い!」
サンピア伊賀にて温浴療法!!!
元気を回復して(あ、この程度の疲れだったんですぅ)、帰り道、「気のせいかもしれないけれど、別れるとき、Oさんの顔色が普通になっていたみたい…」、「はい、私もそのように感じました!」
あはは、あはは、あはは~!
Oさん、まだまだ、これから!
ご一緒に、ね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます