さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

🎵 粉雪舞い散る今日、 みるくは「ネコ黒色腫」の手術を受けました

2020年02月06日 22時23分14秒 | 猫のみるく的生活
2月6日(木)  初雪

予約どおり、正午前にみるくを中島獣医科に連れて行った。
家で、息子たちに「うぅ~」と呻ったり「しゃあー!」と威嚇したりするいつもの姿はどこへやら、中島Drの前では、ほんとうに良い子のみるくちゃんです。

15年前の5月3日に、正夫義兄さまの長女が津市の獣医さんで貰い受けてくれてウチの子になった。
真っ白な毛並みから長孫が「みるく」と名付けた、由緒正しきMIX♪

誰からも愛されている幸せな猫である。

今日の外科手術は、病理組織検査のためのもので、左の下唇を4,5針縫ってくださった。(らしい)

事の発端は、子猫の時から甘噛みの癖があったみるくの上牙(?)がイヤに長くなったように見受けられ、牙の当たる下唇がV字型に変形し、全体が黒っぽく変色してきたことであった。

猫好きの息子一家の勧めもあり、獣医さんを受診したのは1月のこと。
「この程度の長さの歯は、異状ではありません。 高齢で顎の筋肉が痩せてきた結果ですよ」

「それより、この唇の黒いのが気になりますね。 黒色腫です」、「えっ、【人類が罹る一番悲惨ながん】と言われる、あの、黒色腫?」、「良性も悪性もありますから、調べてみないと断言はできませんが」

さくらは26年前に「余命半年」を覚悟した、多重がん(乳がん、卵巣がん)の患者である。
自分のがんの原因は、おそらく、食生活や睡眠など生活習慣の乱れ、過労、ストレスなど、容易に思い当たるけれど、この小さい、当人(?)が理解も出来ない猫の身に、降って湧いたような黒色腫だなんて、「神様、あまりに酷いではありませんか?」

結局、調べてみましょう、と言っていただき今日の検査手術となった次第である。

猫の皮膚や指の悪性黒色腫の検査方法には一般に下記の5種類ほどがあり、まるで、ヒトのがん検査と同様なのに、少し驚いた。
検査の種類は、
・FNA(針穿刺吸引)/ 細胞診
・X線検査
・血液検査
・病理組織検査
・CT検査
など。

中島先生とご相談の上、うちんチのみるくは病理組織検査を受けることになった。
この検査は、全身麻酔の上、手術で採取した組織で標本を作り、顕微鏡で状態などを観察するもので、確度の高さで選んだのである。

手術直前のみるくには、生気が感じられる。

                      
                      

午後2時半に、「手術が終わり、みるくちゃんも目覚めてくれています」、「あ、はい。 すぐに迎えに行きますね!」
4時半ごろに終わると聞いていたので、2時間も早くに終わって「ナニも異状はなかったのかしら?」
理由のない希望的観測に縋りたくなる。

泡混じりのよだれが絶え間なく流れ出るので、トイレットペーパーを顎の下に敷き、それが瞬く間にびしょ濡れになるので、夜まで抱いてペーパーン取り換えに余念のないことであった。

首にエリザベスカラーと呼ばれる透明な硬質プラスチックの首枷を着けられたみるくは、弱弱しい顔をして一言(?)も話さない。
これまでは「にゃあ♪」と啼くことで意思表示をしてきた仔なのに、ね。

  
                      

午後8時まで絶飲食を言われていたので、9時前に少し水を与えうまく飲めたので、チャオちゅーるを与えたら、半分ほどを食べた。
よだれの量も少なくなり、落ち着いてきたので一安心♪

                           
                      

午後10時のみるくちゃん♪




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