9月30日(水) 晴
明日、大阪で金つなぎの会のリモート相談会(予行演習)が予定されている。
自粛、自粛の掛け声で、がん・難病の病友がたはすっかり委縮してしまわれ、「膝がダメになり、歩けない」、「外出できなくなった」、「肺疾患があるので空気感染が怖い」など、日々受ける相談の内容に、暗澹としてしまう。
警和会大阪警察病院でも、9月から会議室は封鎖になり、10月も同様とのことで、「『がん・なんでも相談』は、オンラインで繋がることも視野に入れて・・・」と山本桂子看護師を通じてご提案をいただいている。
『良いね、良いね。 非日常体験、いたしましょう!』
金つなぎITクラブのKさんと相談して明日、病友がたとカラオケクラブで予行演習となった。
カラオケクラブが新業態として、企業向けに「ビジネスボックス」を用意してリモートワークを推進し始めたのを、さっそく利用しようというのだ。
ビッグエコー茶屋町本店。
歌わない、カラオケボックス!
「皆さまには、庭のぶどうと花柚子の実、タケシタさんにはご所望のキーウィを早めに採って持参しますぅ」と宣言したので、葡萄畑(って、1本だけの!)に出て驚いた。
「は、はち! スズメバチ!」
一番獰猛だと言われるスズメバチが、葡萄の花房にしがみついて果肉を食べている。「5匹? 地面に落ちた実にも3匹が!」
慌てて家に戻り、重装備をして蜂が活動しなくなるという夕方を待った。
病友のお嬢さんから贈っていただいたピンクの日除け(虫除け)帽子を目深にかぶって、おそるおそる葡萄棚の下に行く。
息を詰めるようにして、葡萄と柚子の実を採って、キーウィとうらなりのゴーヤーも急ぎもぎ取って、家に戻った。
葡萄の種類は、スチューベン。
はんなりとして甘味の中玉だ。
昨年は、皆さまに袋にサインしてもらって、秋の講演会の会議の折にもらっていただいた。
出来栄えが良くて、喜んでいただいた。
今年は、親元のヤマムラ氏から「ようけ実を成らして、枝切りもしてないから、そのうち山葡萄に戻るよ」と注意されていた通り、小ぶりで蜂につつかれ、無残な有り様である。
それでも夜なべ仕事に、ひと房ずつ袋に入れて、明日は大阪に持参する。
小さな親切、大きなお世話!
かな?
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