12月10日(土) 晴
わが家の【祈りの電飾】を点灯し始めてから10日が経った。
一部地域で電力ひっ迫が謂われているので、今年は1時間減らして午後7時から9時までの2時間の点灯に決めている。
午後6時、わが家の前を2,3回行き来しておられた乗用車から女性が「あのぉ、点灯はまだでしょうか?」と。
「あぁ、今年は午後7時からですけれど、今から点けましょうね」
車中から可愛い女の子を、とてもいとおしそうに抱いて降りて来られた、お若いご夫妻は、近くの団地からきてくださったそうで、目の前で突如明るくなった電飾をとても喜んでくださった。
女の子は、名前をいろはちゃん♪
ウチんちの次女(次男のカミさん)は、四孫の子育て中に【2歳、天才!】と教え込み、併せてVサインをする姿が可愛くて、婆は喜び孫も得意そうであった。
「初めまして、【2歳、天才!】のいろはちゃん。 ご縁をありがとうございます」とVサインをして見せたら、いろはちゃんもママの胸の中で、恥ずかしそうにVサインをしてくださった。
パパさんに頬ずりされて、とてもうれしそうないろはちゃん♪
日本中の子どもたちが、このようにいとおしく大切に、愛されて育ってほしい。
愛された記憶は、おおむね愛する心をはぐくむ。
まずは、ヒトとして未熟なご両親や保育士さんたちに、【愛される喜び】を教えてあげるのが、先決かも。
長男夫婦と、隣の伊賀市のスーパーに「牡蠣小屋」がオープンしたと知って、30分あまり、足を延ばした。
豪快に網焼きした殻付きの牡蠣を、生レモンの汁を絞りかけていただく。
ん~。
美味、満足。
◆
40年も昔のことだけれど、デンマークの海鮮市場で、山盛りの牡蠣を小刀で器用にこじ開けてもらい、ぷっくりとした身にレモン汁をかけてすすり込んだ。
美味しくて止められず、次々に手を出して牡蠣を賞味した。
ゴム引きの前掛けをしたおじさんが、目を丸くして両手を広げ、それから拍手をして手を伸ばし、握手をしてくださった。
北欧の大ぶりの牡蠣は、今日の何倍も美味しくて、時を経ても忘れがたい。
名張に戻り、ナフコでパソコンの作業机を選んだ。
迎春までに、ダイニングキッチンの模様替えを進めていて、家族9人のダイニングテーブルなども先に選んでいる。
ナフコで、仕事用のデスクと肘掛椅子を買った。
あとは、不要なものを捨てて、身軽になってダイニングルームを美しくするのだ。(きっぱり)
帰りがけ、ナフコの花苗がとても勢いよく元気なので、ついつい買い込んで、膝の上に抱えて帰る。
長男が呆れて、「それより先にすることがあるんじゃないの?」と突っ込む。
そうなんですよ。
片付け、断捨離、大掃除。 お正月までに待ったなしの作業が山積みなのに、判ってはいるのだけれど、植栽に心が向かう。
心はいまだうつうつと楽しまない時も多いのだけれど、とにかく前に前に足を出すのがさくら流と心得て、「心はアトからついて来る」と期待して花を植える。
「みるくちゃんのお花畑を作るのよ」とつぶやいたら、長男が黙った。
近隣の方や見知らぬ方やその由来を知らない通りすがりの人たちからも喜ばれる【祈りの電飾】穏やかな心を持ち続け、「ほっ」と「ほっこり」の日々・・・
そしてご子息夫婦とお出かけになり、思い出も蘇る
口腹、至福の時・・・さらに花苗を買い込む幸せな
時間・・・
急く心とは裏腹にゆったりと植栽に向かい、みるくちゃんを思い出しながら・・・
すばらしい時間でしたね。
「心はアトからついて来る」は「とにかく前に・」のいかにもさくらさんらしいアクションですね。