さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪今夜は、 深夜高速バスで横浜に向かいます。

2015年02月09日 18時36分38秒 | 猫のみるく的生活
2月9日(月)

終日、粉雪が舞う冷え冷えとした名張地方だ。

昨夜は、長男宅の夕ご飯から戻りボタン付けなどをし、深夜に及んで部屋の片付け(捜し物)を始めたは良かったが、意外に時間を取られ、その後入浴をして眠ったのが、午前4時だった。

途中2度ほどお手洗いに起き、石油ストーブに点火してまた眠り、結局正午に起き出した。

外気温が下がっているせいで、出窓の窓ガラスが湯気で曇っている。

以前にも書いたけれど、ウチんちのみるくは3歳児ほどの智恵がある。
今日は、曇りガラスの前であくびを繰り返して「はふっ」と息を吐きかけ、顔の前に丸い空きガラスのスペースを作り出し、そこからクリアに見える外の景色を、飽かず眺めている。

「おぬし、ヤルね!」


        

午後は、すずらん台の集会所で踊りのお稽古だ。
はや、次年度のスケジュールが打ち合わされ、月日の経過の早さに驚き慄く。

老いの備えを、しなければ!


            

…と言いつつ、老いてなんかいられない現実が山積みだ。

明日の午前10時半から、横浜で行われる上野重喜さんのご葬儀
に間に合うためには、深夜高速バスしか手立てがない。

…と言うより、さくらは深夜バスが好きである。

バランスの取れた栄養が摂れてさえいれば、バスの振動が血流を間断なく揺さぶり、栄養素を細胞に行き渡らせてくれる。
日ごろ、「バスツアーは、動くエステ」と標榜するゆえんである。

上野さんは、平成11年にNHK「ラジオ深夜便・こころの時代」で、『がんの仲間と支えあう』と題して、2夜連続の放送を取材・制作、放送してくださった、あの、上野さんである。

心をこめて、最後のお別れを刺させていただこうと思う。


             

4日後は、Stバレンタインの日である。

上野さんをご紹介くださった高見秀史さん(元ディノス専務取締役)と上野さんに、お礼のチョコレートを買い求めてある。

上野さんのお棺に、中日新聞の電飾の記事のカラーコピーとともに収めさせていただこうと思っている。

長くご厚誼を戴いている石原喜夫さん(元モロゾフ広報部長)へのお礼の気持ちで、いつも必ず一部はモロゾフ製品を選ばせていただく。

皆々さま、本当にありがとうございます。

午後9時。
今から、深夜バスの停留所に向かいます。
      





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