♪昼風呂というには、いささか遅い時間なれども

１１月２５日（金）　晴

お昼に香代子さんと明日香ちゃん（もはやマダムの貫録であります～♪）、かのんちゃんの母子三代がお立ち寄り。

「お久しぶり～！」

午後は、「ぷちショップＮＥＷＳ」の初校ゲラチェック。
夕方、昼風呂というにはいささか遅くはあるけれど、外光と外気をたっぷり取り込んだ温浴で、心身に最高の癒しを！

世間さまは夜に入られる【入浴】を、さくらは、唯一の贅沢としてお昼にするのであります。
m(_ _)m

午後の入浴の快感を知ったのは、抗がん闘病の入院中だった。

大阪逓信病院（現ＮＴＴ西日本大阪病院）の婦人科病棟では、１日おきに午後３時から、一人で３０分間入浴できるルールになっており、さくらは毎回温浴剤を入れ、時にはお見舞いに頂いた薔薇の花びらを浮かしてみたり、ある時は余命半年の身を哀れに思われてか、同室の方が病院の前の満開の桜林から、シール容器にいっぱい花びらを拾って差し入れてくださり、喜んださくらが「あ～、素敵っ！　さくら風呂よ♪」と喜んだのもつかの間、お風呂の湯を流す段になって、あら、困った！

薄い薄い桜色の花びらは、体に張り付き、浴槽に張り付き、なにより、排水口から流れ落ち、…つっ、つっ、詰まるっ！

掬っても、掬っても、減らない花びらと悪戦苦闘して、「重い多重がん」を忘れていた午後のあの日♪

そんな【非日常体験】の積み重ねが、がん細胞を駆逐してくれたんだよ、ね。
…うんっ。

　　　　　　　　　　　　

お風呂あがりに、今日からお気に入りの半纏を着用～♪
ナニ、ダサイって？
着るひとに合わせて、これでいイーんじゃない？

　　　　　　　　　

夜は、湯たんぽのお湯を沸かしながら、根菜類のあっさり漬けを仕込む。
３日後から、パリパリあっさり、サラダ感覚で美味しくいただけますよん。