寒さのせいなのか、赤いバラが1週間以上も咲き続けている。もちろん花弁は痛んでいるが、なかなか散る気配が無い。満開になった時に切るとつもりでいたが、余りにも健気に咲き続けているので、散るのを待っているのだが、哀れな気もして見守っている。
いよいよ年の暮れだ。蛍光灯の傘に溜まった埃や虫を掃除し、カレンダーを2022年のものに取り換え、棚の上の物や部屋に置かれている物を隣りの部屋や目立たないところに移動して、後は鏡餅を飾り、正月花を活ければ何となく正月気分になれる。
コロナ禍に振り回された1年だった。家に閉じ籠って、ひたすら夢想と幻想に浸る1年だった。欲望は何1つ満たされなかったが、それは私に「徳」が無かったのか、それとも「得」が無かったからだろう。時は、私に関係なく、いやそもそも人間に関係なく、流れていく。
来年もまた、時だけは正確に刻みながら過ぎていくことだろう。喜びも悲しみも寂しさも、関係なく過ぎていく。もう充分生きたし、ここらで終わりになっても悔いはない。ルーフバルコニーの花たちも北の部屋の観葉植物も、誰かが貰ってくれればいいのだが‥。
1年の最後の日は何もしない日にしよう。そして、1年の最初の3日間はグダグダと過ごそう。そんな訳で、明日から4日間はブログを休みます。1年間お付き合いくださりありがとうございました。よいお年をお迎えください。
Facebookにも「いいね」をして頂きありがとうございます。
開催出来るか分からない古希のクラス会でお会いする事を楽しみにしてまーす。
ではどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。