友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

病院実習

2014年09月06日 17時33分58秒 | Weblog

 8月で20歳になった孫娘は、母親と同じ看護師の道を歩んでいる。今週、初めての病院実習があった。長女は能天気な娘のことが気がかりで、「しっかり勉強するように言って」と、ラインでカミさんと次女に呼びかけていた。その成果なのか、孫娘が「今日から実習です。頑張ってくるね」と発信すると、「頑張ってね」と送り、夜には「今日は何した?」「どんなことがあった?」と聞いていた。

 孫娘は中学を卒業するまではすぐ隣りにいたから、話もできたけれど、高校に入って長女たちと暮らしたので、自然と往来は遠くなった。娘たちの時もそうだったけれど、高校生くらいからは友だちの影響が強くなる。また、私たちの高校生の頃とは違って独特の言葉使いがある。何でも省略していう。「アケオメ」なんて言われた時はビックリした。それで意味が共有できるから、友だちでいられるのだろう。

 実習は毎日厳しいようで、「今日も叱られた」とあった。カミさんと次女が「何を叱られたの?」と尋ねると、「言葉使い」と返信、やっぱりなと思う。目上の人には尊敬語や丁寧語でなくてもキチンと話す、それが若い人たちはできないようだ。「ウチ的にはいいと思ったんだけど」と気が付かない。明るいし、友だちの信頼も厚いし、看護師に向いていると思うけれど、長女に言わせれば、「基礎がしっかりしていないと勤まらない」そうだ。そんなこんなで、とにかく5日間の実習は終った。

 そして、「本当にたくさんの事を学びました。もう辛くて辛くてしょうがなかったけど‥終ってみると早かったな‥もっといろんな患者さんや看護師さんと話したかったな‥もっといろんな援助をしてみたかったなってちょっと悔いの残る実習になりました。でも、今回の実習をふまえてこれからの勉強を頑張っていこう!って思えました。最後の最後には看護師になりたいって思えました。まとめの会では私だけ号泣でした。(笑)」と発信してきた。

 私は思わず涙を流してしまった。人はこんな風にして大人になっていくのか。長女は娘が遊んでばかりいて勉強しないと怒っているけれど、大丈夫、ちゃんと進むべき道を進んでいる。友だちと遊ぶことも、お酒飲むことも、そんなに羽目をはずしている様子でもない。ゆっくりと人生を歩いていくだろう。それでいいよ。

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