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帽子をかぶった郵便ポスト!

2017年08月31日 | O60→70(オーバー70歳)

東京駅構内の郵便ポストのひとつは、駅舎の着ぐるみみたいな帽子をかぶっていました。
私と東京駅の出会いは、18歳の3月に1ヶ月間、大林組系列の藤倉組という土建屋さんのアルバイトでした。
ドーム天井のある丸の内側から、地下に入った薄暗く埃っぽい現場で、掃き掃除やコンクリート面への墨引き作業のお手伝いなどをしたのです。
それからずいぶんと時が経ち、38歳の冬、神奈川県川崎市から栃木県に引っ越し、以降24年ほど小山駅〜東京駅間の新幹線通勤を経験しました。なので、東京駅にはとても思入れが強く、今でもたまに訪れると懐かしか半端ないのです。
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中野重治詩集「日日」について

2017年08月31日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
中野重治詩集の49〜50ページ、今回は「日日」からの抜粋です。若い時期の焦燥感、イラついた気分が伝わってきました。

「日日」

友達が盲腸炎になり
首を切られそうになり
合宿の全員が銭なしになり
人さえ見れば煙草がないかと言い
ないと言い
使いに走らねばならず
経済学を読まねばならず
凹ましてやりたい腹もあり----(以下省略)
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