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勝手に検温、300円のマウス!

2020年09月18日 | 気ままな横浜ライフ
横浜駅西口のニューマン入口には、大きめのスマホの体温計が置かれていたので、「勝手に検温」をしてみました。その日の結果は36.4度、横浜高島屋入口では手をかざすと自動で消毒液が噴霧される装置で、手を消毒しました。



それぞれ人手に頼っている店舗も多い中、自動化が進んでいるのですね。



横浜駅東口のDAISOで、300円のマウスを買いました。今度は丁寧に扱い、壊れないようにしたいです。上位機種で500円のマウスも売っていましたが、使い慣れているので同じ300円のものにしました。
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古今亭志ん生著『びんぼう自慢』

2020年09月18日 | 小説・映画等に出てくる「たばこ」
古今亭志ん生著『びんぼう自慢』(ちくま文庫、2005年1月10日刊行)には、タバコが出てくるシーンがいくつかありましたので、以下、ご紹介いたします。



【26ページ】
あたしは、13、4でもう酒ェくらっていたんですが、酒屋でそんな年ごろの子供に、平気で酒ェ売るんですからしょうがない。そのくせ、タバコ屋のほうはてえと、子供にゃァ売ってくれない。うっかり吸っているのをお巡りにめっかると罰金を取られるし、売った店だって叱られます。随分片手落ちだと思うが、あたしの考えでは、子供のうちにタバコをやると、物覚えがわるくなるからでしょうね。
【27ページ】
あるとき、金にこまって、あたしは、ひょいと考えて、おやじのキセルを近所の質屋へなにしちゃったんです。その時分はてえと、キセルに金ェかけて、お互いに自慢し合ったもので、おやじだって、随分といいものを何本か持っていた。その中で、赤銅の金をあしらったとびっきり上等の奴を、あたしが持ち出して曲げ(入質する)ちまったんだから、さァ、大変!



【230ページ】
(電気ブランの)吞みかたてえのがむずかしい。途中でうっかりタバコなんぞ喫おうものなら、火ィ呼んで爆発するてえくらい。----
電気ブランをクーッとやって、大急ぎで水を半分ギューとのんでから、馬どん(牛丼みたいな馬丼)をサーッとかっ込んで、また水をキユーッと流し込むんですよ。腹ン中で、そいつがうまく混ざって、しばらくたつてえと、ボーッとしてくる。それでも、明くる朝は、舌がもつれるんです。
【275ページ】
(昭和22年1月、無事に焼け残っていた家に帰還して)着物ォ着て、2年ぶりで家の屋敷にあぐらァかいて、しみじみと見わたすてえと、部屋ン中にあるものは、真鍮のキセルと灰落としだけで、あとはなにもありゃァしない。一服しようにも、タバコがねえんだから、喫うことが出来ない。
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