前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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末広潔さん、志位委員長のリヒテル談議

2009年02月18日 | Weblog
末広潔・海洋研究開発機構理事が雑誌「CE建設業界」にリヒテルについて書いています。「ジャンルと時代を超越したベートーベンの世界を聞きたいと思ったとき、リヒテルの演奏があります。・・他の演奏はクラシックのイディオムで解釈されており、いまひとつです。なぜリヒテルがあのような演奏(とくにリズム)ができたのかはどなたかに教えていただきたい」。
  末広氏は、朝日新聞によると「日米が主導し、欧州と中韓の計21カ国が参加する国際研究プロジェクト「統合国際深海掘削計画(IODP)」の事務局(本部・米国)の次期代表に選ばれた。5月に就任予定で、任期は3年。日本人の代表は初めて」という方。
IODPは、地震発生の仕組みの解明や地殻内生命の探究に挑んでいる組織です。
  私も音楽CDをたまに買い、リヒテルも数枚ありますが・・・・。
しかし、共産党の志位委員長は音楽家をめざした経歴ですが、スヴャトスラフ・リヒテルのCDだけで100枚はもっているそうです。奥さんと、1980年代以降の来日公演には通いつめたとか。公演に通いつめるファンの気持ち、連れ合いをみていますのでよくわかります。
  テレビで志位さんが語っています。・・・・
「私は勝手に思い込んでいるですが、おそらく音楽史上のなかでも最大、最強のピアニストではないかと思い込んでおりまして。この人は、テンポ一つとっても早い曲はものすごく早く弾いて、遅い曲はものすごくゆっくり弾く。その意外性がものすごく次から次にでてくるんですね。この人の本のなかに私がいちばん好きな一節があって、彼が音楽のなかで「不意討ちの感覚の誘発」というんです。つまり音楽のなかで、ありきたりの紋切り形の演奏になるのか、それとも観客にとって「不意討ち」のように感じられる、意外性のある演奏になるのかという、ここらへんが感動を呼び起こすんだと。そういうすばらしいものがあります」。そして、「不意なもの、思いがけないもの、それこそが感銘を生みます」。リヒテルのこの言葉は、私が、日々働いている分野でも、共通する真理であるように思います。まだまだいかに紋切り型が多いことか。いかに新鮮な言葉と論理で、国民のみなさんの気持ちをとらえるか。つねに私自身の努力の課題にもしていきたいと思うのです。」・・・・・と政治革新の活動にもだぶらせています。
  ところで、日本土木工業協会発行の雑誌は共産党福井県委員会に贈呈されているものです。かつて上田耕一郎参議院議員の質問に感激した関係者が贈呈をはじめたと聞きました。「いかに新鮮な言葉と論理で、国民のみなさんの気持ちをとらえるか」。上田さんの質問が「気持ちをとらえ」つづけているのでしょうか。
  それにしても、末広さんと志位さんのリヒテル談議、音楽対談を聞いてみたいものです。



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