『20世紀少年』の登場人物で、私が一番好きなキャラクターは春波夫である(地味だけど・・・)。最初漫画の中で『ハロハロ音頭』を歌っていたときは「絶対コイツ怪しい」、「ともだちの広告塔や」と思っていたが、実は昔のケンヂのバンド仲間で、ともだち礼賛の曲を歌いながら、彼を葬り去るチャンスをずっとうかがっていたことが判明する。
東京都民を新型ウイルスから守るため万博会場で開催されるイベントに、春波夫は国民的演歌歌手ではなく、昔のロックバンドで出演することを決意。そのため、ケンヂと一緒にやっていた昔のバンド仲間で、現在は焼き鳥屋の親父であるベースのビリーのもとへ訪れる。そして、店のカウンターで皿とお猪口と箸をドラムに見たたて、ビリーのベースとリズムを合わせる。原作では22巻、最高の場面である。映画でビリー役は高橋幸宏。まさにはまり役のキャスティングだが、映画ではこの練習シーンは撮られていなかった。悲しい・・・。
原作と映画との一番の違いは、何といっても原作では「ともだち」は二人だったが、映画では一人のところ。ここは原作者で、かつ映画の脚本家である浦沢直樹もOKとしたとのこと。原作の二人目のともだちの正体は最後まで「不明」だったが、ケンヂたちの記憶の中で一瞬だけ登場するK君が、映画では「ともだち」の正体とされていた。エンドロール以降のエピローグ映像でそれが判明。それにより私の中では原作より映画の方がはるかにエンターテイメント性が高い(=万人にとって納得感があるという意味)という評価になった。
東京都民を新型ウイルスから守るため万博会場で開催されるイベントに、春波夫は国民的演歌歌手ではなく、昔のロックバンドで出演することを決意。そのため、ケンヂと一緒にやっていた昔のバンド仲間で、現在は焼き鳥屋の親父であるベースのビリーのもとへ訪れる。そして、店のカウンターで皿とお猪口と箸をドラムに見たたて、ビリーのベースとリズムを合わせる。原作では22巻、最高の場面である。映画でビリー役は高橋幸宏。まさにはまり役のキャスティングだが、映画ではこの練習シーンは撮られていなかった。悲しい・・・。
原作と映画との一番の違いは、何といっても原作では「ともだち」は二人だったが、映画では一人のところ。ここは原作者で、かつ映画の脚本家である浦沢直樹もOKとしたとのこと。原作の二人目のともだちの正体は最後まで「不明」だったが、ケンヂたちの記憶の中で一瞬だけ登場するK君が、映画では「ともだち」の正体とされていた。エンドロール以降のエピローグ映像でそれが判明。それにより私の中では原作より映画の方がはるかにエンターテイメント性が高い(=万人にとって納得感があるという意味)という評価になった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます