『方法序説』(ルネ・デカルト著/谷川多佳子訳、岩波文庫)を読む。
17世紀、デカルトが41歳のとき、出版した『理性を正しく導き、学問において、真理を探究するための方法の話(序説)。加えて、その方法の試みである屈折光学、気象学、幾何学』。全体で500ページを越える最初の部分が『方法序説』である。
本書は6つの部分に分かれている。それぞれにタイトルはない。
第1部では、学校で学んだ人文学やスコラ学などの諸学問が不確実であり、人生に役立つものではないと考察する(以降第2~5部省略)。第6部では、自然の探求のためにこの先何が必要か、またなぜ本書を執筆したのかその理由について述べる。
ずっと以前、某フランス文学者の翻訳で読もうとしたことがある。5回以上チャレンジしたが、あまりにも訳が下手くそ過ぎて途中挫折した。本書の訳は分かりやすい。とは言いながら、一読では十分には腹に落ちてこない。繰り返し読むことが大切なのだろう。
17世紀、デカルトが41歳のとき、出版した『理性を正しく導き、学問において、真理を探究するための方法の話(序説)。加えて、その方法の試みである屈折光学、気象学、幾何学』。全体で500ページを越える最初の部分が『方法序説』である。
本書は6つの部分に分かれている。それぞれにタイトルはない。
第1部では、学校で学んだ人文学やスコラ学などの諸学問が不確実であり、人生に役立つものではないと考察する(以降第2~5部省略)。第6部では、自然の探求のためにこの先何が必要か、またなぜ本書を執筆したのかその理由について述べる。
ずっと以前、某フランス文学者の翻訳で読もうとしたことがある。5回以上チャレンジしたが、あまりにも訳が下手くそ過ぎて途中挫折した。本書の訳は分かりやすい。とは言いながら、一読では十分には腹に落ちてこない。繰り返し読むことが大切なのだろう。