「第99回なにわビジネス読書会」と「第15回堂島読書会」のコラボ開催。なにわが99回目を迎えるので、100回目の“前夜祭”的に堂島メンバーが合流する運びとなった。会場はなにわのホームグラウンド「とく兵衛」。
総勢20名強が参加する。なにわの幹事のＷさんや私のように、どちらにも属しているメンバーも多い。
課題図書は永遠の名著『君たちはどう生きるか』。今ベストセラーの漫画版、原著である岩波文庫、どちらでも構わない。中には吉野源三郎全集の単行本を持ってきている人もいた。全員が順番に本作についての所感を述べる。
私の意見は以下の通り。
・大人になってから文庫版で読んで感銘を受けた。今まで読んできた本の中で何本の指かに入る。
・そのときに思ったことは、「中学生・高校生にぜひ読ませたい。ただ、岩波文庫なので敷居が高い。細々とロングセラーではあり続けるのだろう」
・それが去年、漫画版が出たときに、「この手があったか！？」」といたく感心した。
・原著のコペル君の物語が漫画で読みやすくなっていて、叔父さんからのメッセージはそのまま残してある。これは活字が苦手な若い子もとっつきやすい。
・こういったアレンジをきっかけに、本作のメッセージが若い人たちにもっと届けばいい。
・自分の息子たちにも読ませたい。
最後は堂島のＦ先生が総括。その後は懇親会。いつものように3,500円飲み放題付のボリュームコース。初めて経験する堂島のメンバーはそのコストパフォーマンスに驚いていた。
飲みながら、初対面の人同士もたくさん交流ができ、会は無事大成功に終わる。なにわの幹事Ｗさん、堂島の幹事Ｆさん、本当にありがとうございました。
＜文庫版＞
＜漫画版＞
