物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

今回の政権交代をキャリア論でとらえてみると

2009年08月31日 | Weblog
 ロンドン・ビジネス・スクールのナイジェル・ニコルソン教授によれば、本来キャリアというのは直線的に伸びていくのではなく、円環(らせん形)を成していくものだという。

 ①新しい世界に入る準備段階(preparation)
 ②実際にその世界に初めて入っていって色々新たなことに遭遇する段階(encounter)
 ③新しい世界に徐々に溶け込み順応していく段階(adjustment)
 ④もうこの世界は新しいとはいえないほど慣れて落ち着いて安定化していく段階(stabilization)

という一周から成る。そして④の段階から、次の一周の①に帰っていく。④から①への過程は、順調なステップアップもあれば、反対にステップダウンもある。当然前者の形をとり、らせん状にキャリアを昇っていくのが望ましいが、ステップダウンもまた新しい経験値を増やし、人を組織を発達させていく。
 私にとっては、このニコルソンの「キャリア論」が一番“腹落ち”するので、若手社員の教育の場でもしばしば紹介してきた。
 今回、民主党は①の段階から、「政権を担う」という②の段階へ突入。一方永らく④の段階にとどまりながら日本社会の変化に順応できてこなかった自民党は、再び①へ帰っていった。
 今の民主党にとって、308という数字は重い。この重さが組織に主体性と責任感をもたらすのである。また自民党は、今回の結果を真摯に受け止め、新しい支持基盤をつくるきっかけにすることを期待したい。
 民主・自民二大政党が、組織としてのキャリアを二重らせん状に伸ばしていく。こうして、日本政治の新たなDNAが培われていくのである。
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アイドル・ライブ!

2009年08月30日 | Weblog
 土曜日、Zep大阪で行われたアイドルU・Aちゃんのライブ(ウーアじゃないよ)に招待してもらう。今まで数知れずライブへ行ったがアイドル系は初めて。会場に入ると、オールスタンディングの1階は、ペンライトや名前入りの提灯を持った兄ちゃんたちがひしめき合っている。Aちゃんのマネジャーに会場2階の関係者席に案内していただき、座ってゆっくり観る。
 歌手というより、女優・CMタレントといったイメージが強いが、なかなかどうして、歌も踊りもけっこうなレベルである。
 一番感心したのは、彼女の機転の利き方というかキレの良さ。ライブ中は歌だけでなくMCもするのだが、アホなファンはトークの最中に変な合いの手や、イタい掛け声をかけたりする。これがエレファントカシマシなら「うるせー、バカヤロー!」と言っとけばすむが、アイドルである彼女の場合、そういうわけにはいかない。そこをニコニコと嫌味なく返したり、時には突っ込んだりする。アドリブが的確なのである。「上手いな」と思った場面が何度もあった。これは基本的に賢くないとできない。
 私は彼女が好きだが、CMからドラマから歌から、世の中的にみて、どうしてここまで幅広く人気があるか少し分からないところがあった。顔もきちっと整った美人では決してないし。そのあたりの“ナゾ”が解けた気がする。ようするに芸能界も(何事にも)アタマが良くないとダメなのだ。
 帰りにお土産として観客全員に、ソフトバンクのステッカー、ロッテのアイスクリーム「爽」、オロナミンCが配られる。連れていってくれたFさんに「わが社はなんか配れるモンありませんの?」とたずねるが、一言「そんなモンあれへん」。
 ・・・ま、そらそうか(^_^;)
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【CD】Daybreak2

2009年08月29日 | Weblog
 先日会社帰りにロック食堂に寄ったときに、本CDの発売前のデモ音源をもらった。
 もともとは普通に購入するつもりで、イサトさんがちょくちょくライブをする同店に販売用の在庫があるか、マスターにたずねたら、
「売りモンはないけど、デモ用のCDがあるで。音的にも(商品と)変わらへんし、あげるわ」
ということでタダでいただいたのである。ラッキー!
 ペタ、ザビエル大村、GIN、そして中川イサト4人のアーチストのコラボだが、プロデュースはイサトさん。通常、この手のアコースティックギター一本のアルバムって聴いているうちにBGM化してしまい、読書のお供にちょうど良くなったりするのだが、曲調がどれもバラエティに富んでいるので、ついつい聴き入ってしまう(=読書に集中できない)。昨年末のライブでイサトさんが演ってくれた『蒼空』が入っている。名曲やね。
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イタリアンとAC/DCの相性について

2009年08月28日 | Weblog
 靭公園近くのイタリアン「AKKA」に連れて行ってもらう。「AKKA」とはイタリア語でH(エッチ)のこと。そういえば中田英寿の編集本のタイトルが『アッカ』というのがあった。ヒデのHからとってたんやね。
 店は入るとスタッフはおそろいのTシャツを着ている。胸には「AK/KA」とロゴが入っているのだが、AKとKAの間に/(カミナリマーク)が入っていて、それが「AC/DC」のロゴのパロディだとすぐに分かる。きくとみなロック好きで店内にはハード・ロックの映像がずっと流れている。
 にもかかわらず(接続詞の使い方ヘン?)、料理はどれも一工夫ほどこされたイタリアン。見た目も味も良い。バルっぽい感じで一品をつまみながら、しめはマンゴーの冷製パスタという珍しいメニューを作ってもらったのだ。マンゴーのすっぱさと冷たいパスタがこれまた合う。
 食べながらふとモニターTVをみると、ちょうどAC/DCのライブ。半ズボンのアンガス・ヤングがギターを弾き膝をガクガクさせながらステージを練り歩いている。アンガスの濃い~パフォーマンスと冷製パスタのあっさり感がこれまた絶妙に合う(^_^)
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量が質を凌駕する世界

2009年08月27日 | Weblog
 先日ライブをみにいったT先輩の甥っ子K君、尊敬しているミュージシャンはフランク・ザッパとのこと。Tさんはザッパのことをよくご存知でないので、「CD焼いてあげますわ」と、ファースト・アルバムの『フリーク・アウト』をダビングして渡す。
 本アルバム発売は1966年、まだ私は生まれていない。ビートルズなら『リボルバー』、ストーンズなら『アフターマス』が発売された年である。
 このデビュー・アルバムを皮切りにザッパは、1993年52歳で亡くなるまで、なんと60枚以上のアルバムを世に送り出した。加えて、生前制作した未発表曲のマスターテープが膨大に残っており、没後もほぼ毎年くらいのペースで“ニュー・アルバム”が発売される。
 さすがにこれだけ多いと、すべてを聴いたわけではないが、私にとって『フリーク・アウト』を超えるアルバムは残念ながらない。正直B級作品も多い。世の中でもそれほど評価が高いミュージシャンではない。しかしなによりオリジナルアルバム60枚はありえない数字である。“数多く創った”ということ自体が評価に値するのではないか。
 “数多く創る”というコンセプトでいうと、例えば他にも・・・
  ・中谷彰宏の自己啓発本
  ・柳沢きみおのサラリーマン漫画
  ・哀川翔のVシネマ
なんかも同じカテゴリーかな(ちょっと比べる次元は違うか・・・笑)。
 作品一つ一つがすべてハイクオリティとは決していえない。でも旺盛な創作活動そのものを素直にスゴいなと思う。「量が質を凌駕する」世界である。
 ということでフランク・ザッパ、後にもっと評価が見直される時代がきっとくるんじゃないかな!?
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Hさんとの楽しい夜

2009年08月26日 | Weblog
 現在受講中の研修でご一緒している東京のHさんが大阪出張でこちらに来られ、心斎橋付近でお会いする。以前も書いたが、Hさんはもともと天王寺ご出身。同じ研修の受講生、かつ地元も一緒ということで、初めて会ったときから大変盛り上がり、「一度個別に飲みに行きましょう!」という話になっていた。翌日から海外出張のため、本日中に東京へ戻られることになっており、時間は限られていたのだが、その分大変密度の濃い楽しい時間を過ごせた(もっと時間が欲しかったくらい・・・)。
 大学卒業後、大手総合商社へ就職、そこでの海外勤務を経てのち、外資系の企業を渡り歩き、今は某外資系企業の日本法人の社長をしておられるHさん。私のような純和風企業で長年務めているようなありきたりのキャリアと違ってビジネスマンとしての経験値が相当高い。にもかかわらず取っ付きにくい感じはまったくなく、素(す)は天王寺のベタなおっちゃん(いや、おにいちゃん(^_^))といったところか。
 研修受講生は東京のメンバーが多く、オフ会もちょくちょくやっているようで(次の日曜日もあるらしい)羨ましい限りである。来月は研修会社主催のオフィシャルの情報交換会ということで、Hさんも私も参加予定。真面目な教育や自己啓発から、プライベートの話にいたるまで、有意義な時間が過ごせそう。今から楽しみである。
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5年半ぶり

2009年08月25日 | Weblog
5年半ぶりの異動発令。
珍しいタイミングでの発令にもかかわらず、非常にたくさんの方々から電話やメールを頂戴する。
20年近く働いていても転勤は緊張するものである。
楽しみ7割:ドキドキ3割といったところかナ!?
 
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名言集め

2009年08月24日 | Weblog
 今年の新人で趣味が「名言集め」というユニークな男がいる。TVや本、新聞、雑誌などから「ええ言葉」を拾ってノートなどに記録していくらしい。そういうことをしているビジネスマンはたまにいるが、それを“趣味”として公言しているのが面白い。
 私も「名言を集めるぞ」という能動的な気持ちでメディアを注視していたら、なるほど、わりとあるもんだ。最近では↓こんなとこかな?本人が直接しゃべっているのを聞いた(読んだ)ものもあれば、他者がコラムなどで引用していたものもある。


■この世界不況に対して「全治5年」などという人もいる。しかし、僕はもう元には戻らないし、治してはいけないと思う。「新しい時代を創る」のだとう気概が必要なのである。(安藤忠雄、建築家)

■「人間だから失敗することはありますよ」などということは、他の人が言ってくれるのならいいけれど、自分で言うことではありませんよ。そういうことを言う人に限って、ミスを犯すんです。プロはね、自分のことを人間なんて思っちゃいけないんです。 (王貞治、世界のホームラン王)

■わが社は事業をPDCI(Plan,Do,Check,Improve)でまわします。普通はPDCAで最後はAct(行動)ですが、オークラは「I」の「改善」の方が重要です。 (荻田敏宏、ホテルオークラ社長)

■成功した人間が人生を振り返るとき、「運がよかった」と言わないやつはウソつきだ。 (ポール・ニューマン、米俳優)

■座右の銘は、「正面の理、側面の情、背後の恐怖」。経営者は理屈と情けと恐怖のバランスをとることが大切である。 (中坊公平、元住宅金融債権管理機構社長)

■(インタビューで監督としての哲学をきかれて)
すごく難しいことだが、自分の性格と違う振る舞いをしないことだ。自分という人間を選手に理解させることが大事。  (フランク・ライカールト、前バルセロナ監督)


 自分なりの名言をしたためておくと、それは人生を豊かにしてくれる。新人君には、これからは社会人として彼自身が名言を吐けるようになることを期待したい。
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若い政治家求む

2009年08月23日 | Weblog
 日曜日、箕面市の行政関係のお手伝いで、倉田哲郎市長と昼食ミーティングを含め半日ご一緒する。倉田さんは「全国最年少市長」として去年の8月に就任されて以来、ユニークな市政を推進されている。個人のブログを開設、日々の公務をオープンにしたり、個人名を冠したマニフェストを公開したり、とにかく情報発信がマメである。こうした動きをみていると「情報が得られる人は、まず情報が発信できる人」というのは間違っていないなと思う。
 倉田さんの当選以来、その影響か、全国に山中松坂市長、熊谷千葉市長など、全国に30代(それも前半)のヤング市長が次々と生まれている。私はこの二人しか知らなかったのだが、倉田さん曰く「私今じゃ、下から6番目ですよ。ここ半年余りで5人に“抜かれ”ました(笑)」。まだ若い人三人いるのか・・・(驚)
 地方行政に関してはヤング市長による次世代の胎動が感じられる。
 さて来週末、国政はどうかな??政党間の議席争いもそうだが、どれだけ当選議員の平均年齢が下がるかもひそかに注目している。
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お墓参り

2009年08月22日 | Weblog
 土曜日、一週間遅れの墓参り。というより、私にとってもともと墓参りは気が向いたときに不定期に行うものである。お盆やお彼岸とか関係なし。なんでもないときに、ドライブがてらフッと訪れたりする。ちょうど先週はお盆だったので、実家の両親が行っており、そのときに供えた墓花が枯れかけているはずなので、それの取替えを兼ねて行く。
 家から下道(したみち)で1時間弱。先週がお参り客のピークだったんだろう、ほとんど人はいない。お墓を洗って、墓花を取り替えて、線香をあげて、まんまんちゃん、あん。
 すがすがしい気分で墓地をあとにする。じいちゃん、ばんちゃん、また来るね。

 もともと宗教とかあんまり興味ない。ご先祖様と戦争で国のために亡くなった方々に対して、きっちりとお参りすればそれで十分。変な宗教に入信しなくても幸福は実現するのだ。
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【調査結果】ほんまかぁ~!?【雑感】

2009年08月21日 | Weblog
 先日、ここ数年使用していたノートパソコンのリース期間が終わり、新しい機種に入れ代わった。機種はThinkPad、メーカーはレノボ。デザインは従来のThinkPadを踏襲しているのに、機種に付いているメーカーロゴが「lenovo」っていうのがまだ違和感あるな。

 そんなことを思っていたら、昨日の日経新聞に、日経BP社の「日経パソコン」が、1万8千人あまりの読者やユーザーに調査した「パソコン ブランドイメージ・満足度ランキング」が載っていた。結果は以下のとおり。

【ブランド認知度】
 1位 VAIO(ソニー)
 2位 dynabook(東芝)
 3位 SOTEC(オンキヨー)
 4位 VALUE STAR(NEC)
 5位 iMac(アップル)

【総合満足度 -ノートパソコン部門】
 1位 レノボ
 2位 パナソニック
 3位 日本エイサー

【総合満足度 -デスクトップパソコン部門】
 1位 エプソンダイレクト
 2位 日本ヒューレット・パッカード
 3位 デル

 すべての部門でメーカーが一つも重なっていない。

 しかもその調査結果の記事の横には、
「パソコン国内出荷 富士通 シェア首位」
という別の記事が掲載されている。

 上記の調査でメーカー、機種ともにランキングしていない富士通がシェア首位・・・。

 普通「ブランド認知度」、「メーカー満足度」、「シェア」って相関関係あるんじゃないかな。ここまで重複ってないものか。メディアサイドがなんか変なバランスを取ってるんじゃないか、って勘ぐってしまう。

 ちょっと不信感・・・。

 それとも、やはりそれだけ競合の激しい世界だということなのか?

 私の性格が歪んでいるのかな?
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鯛塩ラーメン

2009年08月20日 | Weblog
 私にとって「ラーメン」と“相性のいい言葉”ってのがある。その言葉と合わさると、途端に美味そうに聞こえる食材の名称。たとえば「黒胡椒(コショウ)」、「黒胡麻(ゴマ)」、「油かす」、「背脂(せあぶら)」などなど。それらが「ラーメン」の上に枕詞として付くと「黒胡椒ラーメン」、「黒胡麻ラーメン」、「油かすラーメン」、「背脂ラーメン」・・・。なんとなく語感が味覚にうったえてくる。
 少し前に天王寺のアポロ・ルシアスの向かいにラーメン屋ののぼりが立っているのを発見。そののぼりには「鯛塩ラーメン」と書いてある。「鯛塩」。「鯛塩」+「ラーメン」のコラボ。何かめっちゃ美味そうやんっ!?この言葉の響き、脳の味覚感知部分(どこか知らんが)にビンビンくるぞ~!
 ということでトライしてみた。屋号は「極(きわみ)」。外観はちょっと落ち着いた感じで店内はわずか8席。名物「鯛塩ラーメン」780円也。で、ジャッジは・・・。う~ん、言葉のイメージから、あっさり澄んだ色のスープを想像していたのだが、見た目はちょっと濃い。味も悪くはないのだが、濃厚で最後少し塩辛い後味が残る。もう一歩か。
 ただしこれだけで判断するのは拙速、次回別メニューも食べて最終評価とする。
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【書籍】ミクロコスモスⅡ

2009年08月19日 | Weblog
 『ミクロコスモスⅡ』(中沢新一著、四季社)を読む。

 家の近所のファミリーマートの書籍売り場になぜかこの本が陳列してあった。
通常、コンビニで売られている雑誌や漫画以外の書籍は、売れ線の単行本もしくは軽い感じの文庫本と相場が決まっている。「なんで中沢新一?」と不思議に思い、買ってしまった。新手(あらて)の衝動買いである。
 内容は、筆者がここ数年で書き溜めていた比較的短い文章ばかりをオムニバスで集めたもの。短編小説、コラム、小論文、講演録などなど、テーマも出典もバラバラだが、不思議と全体では統一が取れている。筆者もあとがきでも「彼女(編集者)が乱雑につみ重ねられた文章の山をていねいに整理して、そこになかなか美しい秩序があることを私に再認識させてくれた」と謝辞を書いている。
 中身はまったく面白くない。人類学とか民俗学とか宗教学とか興味ないし・・・。でも読んでしまうのは、この人の関心領域の広さに共鳴するから。理想の知識人である。
 先にⅡを読了。Ⅰ(を読むか)どうしようかな?
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【書籍】実践経営哲学

2009年08月18日 | Weblog
 『実践経営哲学』(松下幸之助著、PHP文庫)を読む。

 経営「哲学」とあるように、経営やマネジメントにおける理論や実践行動よりも、心がまえや理念に主眼を置いて述べている。
「まず経営理念を確立すること」
「人間観をもつこと」
「使命を正しく認識すること」
「素直な心になること」
・・・等々、主題はどれもあたりまえレベルのことばかり。余分なものをそぎ落とし、本当に言いたいことを突きつめていくと、ここまでシンプルなものになるのである。
 中には、今をときめく有名経営コンサルタントや、ずっと以前わが社の偉い人が語ってくれた自身の経営観と全く同じ文言が本書に記してあったのを発見する(モトネタここやったんやぁ~)。逆に言えば、つまりそれだけ誰もが参考にできる普遍的な考え方なのである。
 松下幸之助は経営者ではない。哲学者である。彼流の哲学を伝播するために「会社経営」という手段を用いていただけなのだ。
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CERCA TROVA

2009年08月17日 | Weblog
 本町に少し前にできたイタリアン「CERCA TROVA(チェルカトローヴァ)」で食事。
 通りからのパッと見では、テラス席と中のカウンター席しかなさそうだったが、入口わきに階段があり、下りていくと地下にはワインセラーと半個室のテーブル席。テラス席の雰囲気は良さそうだったが、夜でも蒸し暑く、クーラーの効いている地下で食事をしようということになる。
 本格イタリアンというより、どちらかというとイタリアンをベースとした一般向けのメニュー。ワインも多国籍軍である。サラダ、フライドポテト、マリネ、パスタ、ピザ等々、普通にオーダーする。味もまあまあ。値段はわりと安い。
 次回はもう少し涼しくなってからテラスで食事してみようか。
 しかし本町かいわい、どんどんオシャレな店ができていくなあ。オッサンだがかろうじて食らい付いていっている(^_^;)
 こうなったら、目指せ石田純一である(ウソです)。
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