『理科系の作文技術』(木下是雄著、中公新書)を読む。
言わずと知れた文章術に関する指南書のロングセラー。物理学者である著者が、理科系の研究者・技術者・学生のために、論文・レポート・説明書などの書き方について、コツを述べている。この本が永く売れているのは、タイトルとは異なり、内容的に、広くビジネス文書を作成する上でのルールやヒントになることと、共通する部分が多々あるからだろう。読むと、既知のことも多いが ― 逆に言えば本書を参考にして作成された文章術指南書やテキストが多いのかも ― 身に付けたい部分は後から読み返せるように、すべて記を付けておいた。あと例文が読みにくい。ほとんどが物理や化学など専門分野の論文などからの抜粋。これがビジネス文書や一般的な新聞記事だったら良かったのに。
言わずと知れた文章術に関する指南書のロングセラー。物理学者である著者が、理科系の研究者・技術者・学生のために、論文・レポート・説明書などの書き方について、コツを述べている。この本が永く売れているのは、タイトルとは異なり、内容的に、広くビジネス文書を作成する上でのルールやヒントになることと、共通する部分が多々あるからだろう。読むと、既知のことも多いが ― 逆に言えば本書を参考にして作成された文章術指南書やテキストが多いのかも ― 身に付けたい部分は後から読み返せるように、すべて記を付けておいた。あと例文が読みにくい。ほとんどが物理や化学など専門分野の論文などからの抜粋。これがビジネス文書や一般的な新聞記事だったら良かったのに。