物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

骨董品屋の仕組み

2018年02月18日 | Weblog
断捨離を進めている。要は、使わないが家でそのままになっていたかさ張るモノを捨てていっている。先日は、木製の脚立と小さなキャビネットを粗大ゴミで出した。今回は、祖父母の代から家に置いていた「熊津」という壺だ。
Googleで「骨董品・買取・大阪」と入れると、いくつか業者が出て来る。その中で一番上に載っているところがしっかりしてそうだと、電話をかけてみる。朝電話したら、その日の昼に来られるという。
昼過ぎ、若い営業マン二人が訪れた。すぐに査定開始。ものの数分で査定終了。さて値段は? 先輩営業マンが「ご主人、怒らないで下さいね。1,000円で引き取らせていただきたいのですが」。ああ、やっぱり。事前にチェックしていたネットオークションでの平均取引額が1,050円だったので、買取で1,000円なら御の字だろう。「ええですよ。こっちは引き取ってもらうだけでも助かるので」。その場で取引完了。せっかくなので、少し業者にヒアリング。
私「一日、何軒くらい回るの?」
業者「2~3軒です。査定と移動の時間をみとかないといけないので、あまり多く回れないんです」
私「それで、今回みたいに1,000円の壺一個やったら、申し訳ないねえ」
業者「いえいえ。その代わり、一軒で家中の骨董品丸ごと買取とかありますんで。また、最初電話受付の時になるべく詳しくお聞きして、遠隔地で品数が少ないと、訪問じゃなく、写メで査定させてもらったり効率上げようとしてます」
私「それでも買い取って、その品が売れな儲からんでしょ?」
業者「確かに店頭展示だけだと在庫残るとつらいです。それ以外に、丸ごと買い取ったモノを買ってくれる小売業者と提携してます」
なるほど、どんな商売でも仕組みが大切だ。
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1 コメント

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Unknown (tonda)
2018-02-19 16:06:07
25年前に韓国でいただいた青磁のつぼ。首のところが2011年の震災で2センチくらいふっとんでしまいました。断捨離の対象なのですが、なんかひきこまれるあおさがあってねえ。
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