猿会でござる・其の参~鶴二・紫・治門・呂好
鶴二さんと、大好きな呂好さんも一緒。
一、露の紫・・・・・・・・・・「寄合酒」
平日の仕事帰りの落語会、座れてホッとしていると、
露の一門の話をマクラに、眞姉さんには一切触れず・・・。
今回から、同期の呂好さんも加わり、鶴二師匠と共に四人の会に。
噺は、「寄合酒」、途中疲れて、睡魔が・・・・。
ハナシは知っているだけに、目を瞑って耳だけで聞いているのか
夢の中で進んでいるのか・・・ほんと、夢うつつに進行、
金の持ち合せがないくだり、棒鱈、鰹節、の調達・・・・。
調理の失敗・・・・覚えていますな。
でも、犬に鯛を食らわすところは・・・・・覚えなし。
紫さん、失礼しました、の一席でおます。
二、笑福亭呂好・・・・・・「へっつい盗人」
良かったですな、呂好さんの「へっつい盗人」。
堺の別荘のくだりからのフルバージョン。
喜六のアホさ加減も程よく、愉しくへっついを泥棒に。
三輪車のラッパといい、おいしいとことはきっちりと演じてくれて
聞いていて安心の一席・・・・・、
たまに抜けると、何か物足りなさを感じるのですが。
サゲは、チョイ工夫、
「へっついだけに、炊けつけられましたんや」でしたかな。
三、笑福亭鶴二・・・・・・「米揚げ笊」
張りのある鶴二さんの大きな声、噺家さんおの武器ですな。
「大間目、中間目、小間目に、米を揚げる、米揚げ笊」の、売り声・・・よろしいな。
でも、この頃、街中で売り声って、聞かなくなりましたな。
ごみの収集、さおだけ屋もなし。
焼き芋屋はありますが、この頃テープでも聞きませんな。
住民の方がうるさいと、クレームつけるんでしょうな。
商売根問の「茶っ栗柿、麩っ」、みかん屋の「みかん、みかんどうですか」、
孝行糖の「食べてみな、おいしいよ、また売れた、嬉しいな」等
、
落語の中しか聞けなくなってしまって、
“売り声”が死語になる時代が来るんでしょうか。
四、桂治門・・・・・・・・・・「延陽伯」
鶴二さんに付けて貰ったネタ。
「延陽伯、教えられた通り、忠実にしますので、笑いが少なかったら
それは、・・・・・・の所為で」、と言いながら、笑いの少ない「延陽伯」に。
喜ぃさんの、嫁さんがくるという喜び加減が少ない分、
噺全体のウキウキ、ワクワク、感が少ないように。
笑いが取れるテッパンネタと思っていましたが、
「延陽伯」、難しい噺なんですな・・・・・・・・・。
猿会でござる・其の参~鶴二・紫・治門・呂好
2017年1月26日(木)午後7:00開演
ジョイ船場多目的ホール
一、露の紫・・・・・・・・・・「寄合酒」
二、笑福亭呂好・・・・・・「へっつい盗人」
三、笑福亭鶴二・・・・・・「米揚げ笊」
仲入り
四、桂治門・・・・・・・・・・「延陽伯」
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