
☆☆☆
48才のエリートビジネスマンが、肺がんで、余命半年と宣告される。
死ぬことより、忘れられる方が怖いと、思いを伝えることができなかた初恋の人に、
仲違いした昔の友達に、兄に、そして愛人、妻、息子に娘、に。
最後に自分が話しておかなければ、ならぬことは・・・・。
死をまえに、真正面から向きあえること。
自分と妻、自分と愛人、自分と息子、自分と娘。
周りにいる者にも、ちゃんと話しておきたい、
最後の別れをちゃんとしておきたい。
私も癌の宣告されましたが、悲壮感はなく、手術までに予定のスケジュールを
いかにこなすか・・・それも、単に病気の宣告で、死の宣告ともなればどうしたのか、
残された時間をどう過ごそうとしたのか・・・・・
「余命治療は拒否する」は、主人公と一緒なんですが、
積極的に過去の清算に入れるかと言えば、自信がないですな。
昨年、癌と向き合った私にとって、
タイムリーで、ところどころ考えながら楽しめた本でございました。
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