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朝ドラ「らんまん」でこの頃目にしている牧野富太郎さんの植物画。
そのままの絵が並ぶ画集。いかに富太郎さんが自ら石版で製販印刷をして自費出版した苦労の「図篇」はテレビを通してだがこうして目にすると、どの植物画も細い筆で描かれており、どんな小さな部位まで解剖してふんだんに盛り込みながら、それでいて枠に中に美しく配列されている。
そこには、植物に対する愛情と慈しみ、どこかユーモアを感じさせる人間性にあふれています。
テレビの画面からは一歩前進しましたが、こうなると高知までいって、直筆の本物をみたくなりましたな。