ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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和泉ワンコイン寄席特別公演~2023.08.26

2023-08-26 16:16:16 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
和泉ワンコイン寄席特別公演~2023.08.26
 
楽しい和泉ワンコイン寄席の弥生の風ホールでの特別公演が終わりました。いつもは500円のワンコイン、今日は3000円ですが、鶴瓶さんの登場もあり600の席大ホールも満席。
パンプレットには、2004年の11月27日の第1回から20年間、225回分の演者と演目の一覧表が付いていて見ているだけで楽しくなる。
 
一、桂源太・・・・「道具屋」
 
口跡がよくて、溌剌。そしてイケメン。NHKにも落語男子として出演。天吾さん、九ノ一さん、弥っこさん、文五郎さんに、この若手の充実度どうでおます。5年後、10年後楽しみでおますな。
 
二、月亭天使・・・「子ほめ」
 
もう、十年過ぎたベテランさん。女性落語家さんも増えて、今や20名、その中で色を付けるのは大変ですが、師匠の文都さんの十八番を順番にモノにして、「粗忽長屋」や「星野屋」なんど早く聞いてきたいですな。
 
三、笑福亭伯枝・・「源平盛衰記」
 
大舞台でみる伯枝師匠、かっこいい。ワンコイン寄席、2007年から何と15年、225回ですよ。安いだけではなく、質の高い落語をじっくり聴かせていただいた結果の長寿落語会になりましたな。6年後には300回、それまでは現役で杖ついてでも通いたいですな。
噺はマクラは得意の「夢グループ」から、最近の得意ネタ「源平盛衰記」へ。ビック、モーターなど時事ネタも豊富にほり込みながら大いに楽しんだ余裕の高座。毎年、師走にはその年のできごとをたっぷりほり込んだ、アンコたっぷりの「源平盛衰記」聴きたいですな。
 
四、笑福亭恭瓶・・「幽霊の辻」
 
なかなかレアな「幽霊の辻」。生で聴くのは生寿さんのに続いて二回目。なんとも言えない怪談噺?小佐田定雄さんが枝雀さんに初めて書いた噺、そして落語作家としてのデビュー作。なんとも言えない暗闇、怖がる気持ち、気色悪さ、そんな怖がり人間が歩く夜道。こんなレアな噺どんどん聴かせて欲しいですな、恭瓶さん。
 
五、笑福亭鶴瓶・・「芝浜」
 
今日のお客さんお目当ての、鶴瓶さんの登場。今月の初めからハワイへ行かれてたそうですが、実は着くなりコロナに掛かっていたので向こうの家で外出禁止の隔離状態。何が辛いと言えば、奥さんと揃っての隔離。ずっと一緒で、辛い、辛い。ひとときボヤキがあってから、年末の三枚看板で文珍さんからリクエストの「芝浜」をやります。「稽古ではないですよ」と言いながら、大阪なのか江戸なのか、場所設定も言葉もバラバラ、まだこなれてないのかフラフラ状態。
最近聞いた春蝶さんのは大阪でしくじった魚屋が江戸でやり直そうという設定でスッキリ。
「まあ、年末の本番ではどれだけ完成されてるか、楽しみにしてきてください」と鶴瓶さん、ほんま、どう磨き上がるのか確かめたくなりましたな。・・・まあ、「芝浜」は師走がやはり本番、それを楽しみにいたしますわ。
 
 
和泉ワンコイン寄席特別公演
2023年8月26日(土)午後1:00開演
和泉シティプラザ・弥生の風ホール
 
一、桂源太・・・・「道具屋」
二、月亭天使・・・「子ほめ」
三、笑福亭伯枝・・「源平盛衰記」
四、笑福亭恭瓶・・「幽霊の辻」
五、笑福亭鶴瓶・・「芝浜」
 
 
伯枝さんのFacebookより転載させて戴いてます。
 
和泉ワンコイン寄席特別公演
演者・演目・一覧表(2004年~2023年)
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