ぶんろこう・Vol.2~桂文鹿・笑福亭呂好二人会
今日は、ダブルヘッダーで第二試合は、文鹿さんと呂好さんの二人会。
ちょっと芸風の違うお二人が、古典と新作を一席ずつ、でも一番の楽しみはお二人のトークでおますな
。
一、笑福亭呂好・・・「おかん」
オレオレ詐欺でかかってきた電話に出るお年寄り、人生のベテランはすべてお見通し。でも、詐欺師の言葉って巧みですよね、少し視点を変えて頑張ればまともな商売でも成功するのに・・・まあ、世の中には真っ黒ではなくてもグレーっぽい職業沢山ありますな。
二、桂文鹿・・・・・「さわやかデッドボール」
野球ネタ、引退試合でのマウンド。最後にひと花咲かせようと、そして投げた球は・・。人生の引き際って、難しいですよね。「立つ鳥、跡を汚さず」とは、そういう人間の心理を踏まえての教訓ですな。
三、笑福亭呂好・・・「盆唄」
呂好さんの「盆唄」も、聞く度ごとにどんどんしっとりしてきて良い噺ですな。
最近の「もう半分」「箒屋娘」「だんじり狸」などの笑い控えめの噺、よろしおますな、でも一番心に残っているのは「まめだ」なんでおます、いつか、演ってみたいもんです。
中入り
四、桂文鹿・・・・・「後家馬子」
初めて聴く噺「後家馬子」。年寄りの恋心、解かっているようで年寄りの頑固さと相まって、一度燃え上がると、枯れ木は燃えやすいのたとえで困ったもんですな。まあ、人生百年時代、年寄りの冷や水にならぬよう気を付けて暮らさんとあきまへんな・・・。
五、文鹿&呂好・・・「対談」
最後は、お二人の対談。秀逸。と言っても、呂好さんのお父さんの奇天烈ぶりにビックリ。人生山あり、谷あり。人生の振幅の大きい人ほど、エピソードも失礼ながらやはり面白いですな。今後「おーい坂下」「おーい坂上」のお二人での新シリーズ始まるのか、こうご期待でおますな。
ぶんろこう・Vol.2~桂文鹿・笑福亭呂好二人会
2022年9月11日(日)午後1:00開演
ツギハギ荘
一、笑福亭呂好・・・「おかん」
二、桂文鹿・・・・・「さわやかデッドボール」
三、笑福亭呂好・・・「盆唄」
中入り
四、桂文鹿・・・・・「後家馬子」
五、文鹿&呂好・・・「対談」
②、ツギハギ荘
③、文鹿さんと呂好さんのコアなお客様
この限定30名の中で約6割の方が繁昌亭の特濃6と掛け持ち。
④、文鹿さんと呂好さんの対談
これも、特濃でしたな。すごいぞオカン、いやオトン。
⑤、ええ、演目でおます。
ほんと濃い内容でしたね😃
ほんと濃くて、特濃6が特濃7になりましたね。
来年の次の「ぶんろこう」も早速申し込みました。