ぶんろこう~第4回・文鹿/呂好ふたり会~2023.05.13
ぶんろこうの会もついに第4回目、後半戦に入りました。
文鹿さん、夜の会と間違って家を出たのが11時50分。楽屋入りできたのが開演二分前の12時58分、ギリギリの駆け込みセーフでスタート。
一、笑福亭呂好・・・・紙芝居「平林」、「運動会」(小堀裕之作)
この頃呂好さん、幼稚園で落語をぼランチアで、そこでよりわかりやすくと思って紙芝居仕掛けにしようと、昨晩出来上がったホカホカですが、お試しに演らせていただきますと、紙芝居版「平林」を。
その後、モンスターペアレントを扱った落語を。でも、今や落語で笑えるよりあまりにも現実にある事で、その分慣れっこになってしまって笑いも薄いような、身近にあることがらは扱いむつかしいですな。
二、桂文鹿・・・・・・「さわやか少年院」
これも、文鹿さんが昨晩、頭でグルグル練っていた噺。最後までまとめてないのですが、あえて演らしていただきますと。少年院の職員、法務教官の物語。
文鹿さんには、おもしろいことは登場人物の設定だけを行えば、あとは頭の中で彼らが自由に動き出し言葉を発するらしい。
たくさんの作品をうみだす連載作家の忙しさと技量ですな。この「さわやか少年院」、また近々会えましゃろ・・・。
三、笑福亭呂好・・・・「厩火事」
やはり、安定感のある古典落語「厩火事」。この題名は「論語」の「厩焚、子退朝日、傷人乎、不問馬」からきているようで。教訓めいているがそこは落語,お咲さんの可愛さがキモか。
でも、呂好さんのお咲さん、下品にならなくてよろしおますな。
四、桂文鹿・・・・・・「淀川」
江戸落語では「後生鰻」。時々ある「24時間テレビ」で目先のチャリティーを見ていて、はたして愛を地球をたった24時間だけで救うことができるんですか。なにか長時間バラエティの様相でテレビ局もその日は休日で寄付金集めに徹するとか・・まあ、愛とか信心は必要ですが、形にするのはむつかしいですな。
五、文鹿&呂好・・・・「おもしろ対談」
さぁ、呂好さんの「おぃ阪上」シリーズ聞けるかと思いきや、またまたおあずけたくさんの実録エピソードがあるだけに、「釣書」「さわやか不倫」「面会」「テープカット」「またか」などシリーズ化の期待高まるだけに、あと二回で必ず、呂好さんお披露目よろしくでおます。
ぶんろこう~第4回・文鹿/呂好ふたり会
2023年5月13日(土)午後1:00開演
ツギハギ荘
一、笑福亭呂好・・・・紙芝居「平林」、「運動会」(小堀裕之作)
二、桂文鹿・・・・・・「さわやか少年院」
三、笑福亭呂好・・・・「厩火事」
仲入り
四、桂文鹿・・・・・・「淀川」
五、文鹿&呂好・・・・「おもしろ対談」
ぶんろこうの会・第5回は10月に開催予定のようですが・・・・。
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