図書館の新たな役割を考える~2022.11.23
図書館の新たな役割を考える
~地域に役立つ図書館を目指して~
2022年11月23日(水・祝)午後1:30~16:30
杉江能楽堂
今日は、岸和田市立図書館主催の、新しい時代の図書館整備について市民と一緒に考えるシンポジウムに参加してきました。
三時間の長丁場でしたが、それなりに中身の濃い内容で充実。
第一部、基調講演・「地域とつながる図書館」について
伊東直登(松本大学図書館長/元塩尻市市民交流センター長兼図書館長)
新しい図書館づくりで考えたいこと
①、新しい図書館の方向(コンセプト)⇒機能融合と図書館づくり
④、新しい図書館づくり⇒地域に役立つ図書館
時間が限られているので、本日はこの二つについてお話、残り二つは
②、市民参加と図書館づくり
③、開館前の図書館づくり・基本が無くて応用(新しい図書館)は無い
⇒「人と情報をつなぐ」ために図書館は何をするか
今までにないサービスを提供する「図書館」が、その地域に無くてはならないものになるには、・今までの既成概念からの脱出。・地域の多様な機能や分野との連携⇒地域を支え、地域とともに歩む図書館になるには、利用者と職員の両者の意識の変革から生まれると・・・・・。
第二部、実践報告
①、「山直図書館みらいラボ~リ・デザインからはじめてます~」の紹介
藤田・冨田健介氏・松本賢氏
②、「空間デザインラボ~学生イメージする未来のメディアプレイス」
大阪公立大学三回生の皆さんによる建築設計課題演習で「新しい岸和田図書館」を具体的な計画条件の下に、今回6つの未来の図書館と、模型を作ってわかりやすく、岸和田の地域の特性を踏まえながら若い斬新かつ大胆なアイデアをプレゼン、とても新鮮でした。
第三部、パネルディスカッション
「岸和田市立図書館の可能性~新時代の図書館の役割と期待~」
伊東直登氏、永野耕平氏、七野司氏、橋本純氏の四名のパネラーとコーディネーター役の岡本真氏による、パネルディスカッション。
ちょいと、外部のお二人からはよいしょ的な発言がありましたが、
図書館の仕事は「人と情報をつなぐこと」である・・「人」とは市民、「情報」とは地域そして世界であり、岸和田にはそれを取り入れる要素は充分あると。
最後に
そして「人」の役割は大きく「人」とは、広い意味での図書館員と利用者(市民)であり、今後とも両輪としての変革が必要であると・・・。
①、杉江能楽堂
②、第三部のパネルディスカッション
③、能楽堂の舞台・「国栄」か。
④、沢山の参加者
⑤、第2班「五感を伴う読書体験」
⑥、第4班「交わって 流れだす」
⑦、第5班「一期一会」Book×market×real
⑧、第6班「豊かな文化と繋がりでつくる、よりあう街のプラットフォーム」
⑨、新図書館整備キックオフ シンポジウム2022 in KISHIWADA
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