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フジモトマサルさんのカタログのような本。
穂村弘さんの本の表紙を飾っておられて知ったフジモトマサルさん。
2014年に46才の若さで亡くなっておられたとは・・残念。
作品は、漫画でもないし、絵本でもなし、鳥獣戯画のごとく、
擬人化されて人間を描いておられる。
でも、マンガとしてよりも、ことばの魔術師として、必ず最後のコマではストンと、落語の「オチ」のごとく皮肉と微笑みが訪れる。
今まで読んだのは「いきもののすべて」、「二週間の休暇」ですが、
是非回文の「ダンスがすんだ」、即買いたい本です。
・くだをまく、くまを抱く
・イタリアで紳士でありたい
・薬の暗い快楽のリスク
・大惨事は人災だ
・高い大家の絵の買いたい方
・死の間際、酒場でばか騒ぎ、魔の死
どれも、シュールで凄い、早く全部見てみたいですな。
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