早咲きの春の妖精たち巡りの締め括りは三段峡のミスミソウとなりました。今年は水梨口から渓谷を下ってミスミソウを探ることとしました。事前の情報では綺麗な花が咲き始めており、かなりの期待感を持っての探訪となりました。〔3月9日(月)〕
↓ 三段峡の遊歩道沿いに咲き始めていたミスミソウ(キンポウゲ科スハマソウ属)。
↓ 冬枯れの渓谷沿いの遊歩道を下って行きました。駐車場に数台の車が停められていましたが、静かな渓谷でした。
↓ 露払いにセリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)がポツリと姿を見せてくれました。
↓ 出発して数分で早々にミスミソウが姿を現しました。
↓ 白色が主体の群落の中に、ピンクがかった花も散見出来ました。
↓ 柱状の険しい断崖が立ちはだかる「耶源」。
↓ 「耶源」の岩場の足下を激流が食んでいます!
↓ 渓谷を下る程に路傍にミスミソウの姿が多くなってきました。
↓ 激流が流れる渓谷を見下ろす崖の上に咲くミスミソウです!
↓ 全般的にはミスミソウはまだ咲き始めでしたが、ここでは見事に開花した大きな群落がありました。
↓ 太平洋側のミスミソウは白色系、日本海側は色の変化が多いと言われています。三段峡のそれは太平洋側の特色を持っているようです!
↓ 日課のウォーキングの歩数を伸ばすために遊歩道を下って行きました。冬の渓流の水は清冽です!
↓ 左岸の岩壁を落ちる雌滝です!
↓ こちらは高度感のある雄滝です。
↓ 春近しで、スズシロソウ(アブラナ科ヤマハタザオ属)も咲き始めていました。
↓ 夕刻が迫り、ミスミソウの花も縮みかけていました。三段峡に咲くこの花をミスミソウの近縁種のスハマソウとする方々も多いようです。私は葉の形からミスミソウと考えています。