おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ザヨ・バヨ

2005-08-08 18:51:05 | ブログ
zaiyobaiyo

久しぶりにチェックした「世界の車窓から」のサイトの撮影日記でルーマニアの「ジョー」というウェハース菓子になぐさめられる、というくだりがありました。ブルガリアにもありますよ。スナック菓子。ブルガリアではウェハース菓子は「バフラ」、チョコやキャンディは「ボンボンチェ」で、どこの駄菓子屋でも売られています。
うちの下のアパートに住む友人マリナにすすめられて買ったスナック菓子があります。名前は「ザヨ・バヨ」。日本でいうところの「カール」のようなお菓子ですが一袋14~18円。でも値段のわりにおいしくて、ついいつも2~3袋買ってしまいます。いろいろなフレーバーがありますが特にお気に入りは「ルク(たまねぎ)」味です。
さて、「ザヨ・バヨ」とはどういう意味なのでしょう?
袋にはウサギがこのお菓子を抱えている絵が描かれています。ウサギが何か関係あるのかな?と思って辞書を引くとウサギは「ザエク」です。「ザヨ・バヨ」または「ザエチェ」とは、ちょうど「ウサちゃん」とか「バニー」という意味になるそうです。
ブルガリア語のおとぎ話や子供向けの物語では動物たちはそういう愛称で呼ばれていて、たとえばブタは「スビンスク」なのですが「ブタちゃん」という意味で「スビンチェ」や「プラスンチェ」と呼ばれています。(ちなみに、ブルガリアで「モルスコ・スビンチェ」という動物がいるんですが何かわかります?これはブタの一種ではなく「ギニーピッグ」つまり「モルモット」です。そのまま訳すと「モルなブタ」、なんのこっちゃ?)
子供向けスナック菓子らしいネーミングですね。・・・と思っていたのですが街中でこの「ザヨ・バヨ」を食べている大人をよく見かけます。トロリーバスの中でも、パザールでも、この前は70歳くらいのおばあさんがぽりぽり食べていました。
駄菓子好きの大人は私だけかな?とおもっていたのに。
紹介者マリナいわく、
「安いし、おいしいし、手軽だし・・・・」
ん?それってつまり、これが食事の代わりということかな?ちょっとさみしい気がしますが。
本物のウサギも時々肉屋に並びます。そこには「ザエク」とかかれています。ふさふさの毛とトレードマークの長い耳がお肉にはないのでなかなかわかりませんでしたが。「プロビンカ」つまり半分だと、脳天から真っ二つに割られた(?)状態で、切った断面を上にして売られています。あまりにグロいのでさすがに手が出ません。
当分は私の「ウサちゃん」は「ザヨ・バヨ」スナックです。


コメント (1)
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