「ヨーロッパの三重県」
友人の一人がブルガリアのことをそう評しました。なぜかというと三重県はいつも近畿地方か東海地方かで議論になるからだそうです。(三重県の皆様すみません。)
先日も少し書きましたが、ここブルガリアも、ヨーロッパの他の国からすると、
「え~っ、あそこはヨーロッパじゃないよ!!」といわれてしまう国なのです。
確かに食文化や人々の様子が中東の影響を受けているように見えます。そしてすぐ隣がトルコ、そしてそのむこうにはシリアやイラクなど、本当に中東の国があるわけです。(こうしてみると、ブルガリアとイラクは本当に近いんだなあ)
でも、ブルガリアはもうすぐEUに加盟する、もしくは加盟したいと思っているようです。現在経済的に好調に見えるEUは拡大の方向へ動いているようで、2007年からここブルガリアもオブザーバー参加するそうです。しかし、政治、経済上の混乱や上から下までまったくの汚職体制、穴ぼこだらけの道など、友人たち(特にヨーロッパ出身者)は、「ぜ~っつたいに(力をこめて!?)無理っ!!!」といっておりますが・・・・。
そのせいもあってか、ほかの国(特にイギリス)ではこの国の不動産を買うのがブームになっているようです。新築のオフィスビルやアパートが次々に建てられていますが、きれいに仕上がったときにはすでに売り切れだそうです。(でもアパート本体がきれいに完成しても周りの道路をきれいに舗装したり、周りの土地を庭のようにきれいに仕上げなければ居住許可が下りないらしく、新築アパートを買ったのにいまだに住めず、ほかのアパートを探さなければならない人もいるとか・・・)
でも、本当のところは、すぐに誰かが入居するわけではなく、結局は投資の対象として、または借家にして家賃収入を得ようという目的で購入する人がほとんどのようです。
先日、自分の「城」を購入した友人に部屋を見せてもらいました。築10年で6階建ての6階(エレベーターなし!)、キッチン、広~いLDK、ベットルーム、さらにロフトが付いてそこにバスルーム、ベットルームそしてウォーキングクローゼットつき。さすがに値段は聞けませんでしたが、「苦労して見つけた、値段と現物の価値の折り合う物件」だったようです。
でも、彼によると、「今なら13000レバで50平米のワンルームなら買えるぞ、何なら、ぼくが探して買ってあげて、アパートとして貸してあげようか?」とのこと。
13000レバといえば約91万円。日本なら軽自動車を新車で買うくらいの値段です。EU加盟が本決まりになれば確実にこの価値は上がるのでしょうが・・・・。確かにこの値段で家が買えるのであれば(田舎ならもっと安いはず、もちろん法的な手続きなどいろいろあるわけですが・・・)安い買い物かもしれませんが、でも、「ほらよっ!」と気楽にできる買い物ではありません。アイスクリームや、野菜を買うんじゃあるまいし・・・
「今のうちに買っとけば?」と彼は言いますが、そんな簡単に言わないでよ!!!
余談ですが、今日から「世界の車窓から」はブルガリアですね。どんな風景が放送されるんだろう? ソフィア中央駅の寒い頃の写真を付けてみました。
友人の一人がブルガリアのことをそう評しました。なぜかというと三重県はいつも近畿地方か東海地方かで議論になるからだそうです。(三重県の皆様すみません。)
先日も少し書きましたが、ここブルガリアも、ヨーロッパの他の国からすると、
「え~っ、あそこはヨーロッパじゃないよ!!」といわれてしまう国なのです。
確かに食文化や人々の様子が中東の影響を受けているように見えます。そしてすぐ隣がトルコ、そしてそのむこうにはシリアやイラクなど、本当に中東の国があるわけです。(こうしてみると、ブルガリアとイラクは本当に近いんだなあ)
でも、ブルガリアはもうすぐEUに加盟する、もしくは加盟したいと思っているようです。現在経済的に好調に見えるEUは拡大の方向へ動いているようで、2007年からここブルガリアもオブザーバー参加するそうです。しかし、政治、経済上の混乱や上から下までまったくの汚職体制、穴ぼこだらけの道など、友人たち(特にヨーロッパ出身者)は、「ぜ~っつたいに(力をこめて!?)無理っ!!!」といっておりますが・・・・。
そのせいもあってか、ほかの国(特にイギリス)ではこの国の不動産を買うのがブームになっているようです。新築のオフィスビルやアパートが次々に建てられていますが、きれいに仕上がったときにはすでに売り切れだそうです。(でもアパート本体がきれいに完成しても周りの道路をきれいに舗装したり、周りの土地を庭のようにきれいに仕上げなければ居住許可が下りないらしく、新築アパートを買ったのにいまだに住めず、ほかのアパートを探さなければならない人もいるとか・・・)
でも、本当のところは、すぐに誰かが入居するわけではなく、結局は投資の対象として、または借家にして家賃収入を得ようという目的で購入する人がほとんどのようです。
先日、自分の「城」を購入した友人に部屋を見せてもらいました。築10年で6階建ての6階(エレベーターなし!)、キッチン、広~いLDK、ベットルーム、さらにロフトが付いてそこにバスルーム、ベットルームそしてウォーキングクローゼットつき。さすがに値段は聞けませんでしたが、「苦労して見つけた、値段と現物の価値の折り合う物件」だったようです。
でも、彼によると、「今なら13000レバで50平米のワンルームなら買えるぞ、何なら、ぼくが探して買ってあげて、アパートとして貸してあげようか?」とのこと。
13000レバといえば約91万円。日本なら軽自動車を新車で買うくらいの値段です。EU加盟が本決まりになれば確実にこの価値は上がるのでしょうが・・・・。確かにこの値段で家が買えるのであれば(田舎ならもっと安いはず、もちろん法的な手続きなどいろいろあるわけですが・・・)安い買い物かもしれませんが、でも、「ほらよっ!」と気楽にできる買い物ではありません。アイスクリームや、野菜を買うんじゃあるまいし・・・
「今のうちに買っとけば?」と彼は言いますが、そんな簡単に言わないでよ!!!
余談ですが、今日から「世界の車窓から」はブルガリアですね。どんな風景が放送されるんだろう? ソフィア中央駅の寒い頃の写真を付けてみました。