おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

キロ買いの野望・・・すいか

2005-08-27 04:26:21 | ブログ
dinya
夏だ!海だ!!すいかだ!!!と思うのは日本人だけなのでしょうか?
海からは遠いソフィアですが、すいか売りがたくさん店を出しています。今頃はキロ30円くらいからあります。
乾燥したこの辺で、暑い日には冷えたすいかほどおいしいものはありません。
ブルガリアでは1個全部買わなくても、半分、または1/4で売ってくれます。先日半分のものを買ったら2レバ(140円)でした。それでもずいぶん食べガイがありました。この買い方だと、種がいっぱい入っているか、よく熟れているか、中の様子がわかって買いやすいような気がします。

でも、ハイシーズンに出回るすいかも困りもののひとつです。なぜかって、煮たり焼いたりできない!! そのまま食べるしか方法がないでしょう? この、安くておいしいすいか、いったいブルガリア人はどうやって食べているのでしょうか?
先日、友人のアニ(19歳のクラシーボ・モミチェ!!)が、「家に冷たいすいかがあるから、パンとシレネ(白チーズ)を買って帰ろう! お昼に食べよう!」というのです。シレネ??と疑問に思いながら家に着くと、冷たいすいかを切り、シレネを皿に出して、パンをテーブルに出して、
「さあっ、食べよう! パン取りなよ」
手でパンをちぎって食べ始めると、彼女はすいかとシレネを一緒に食べて、
「ん~っ、おいしい~!」
私もやってみました。ちょっと微妙なところですが、ちょうど日本ですいかに塩をかけるのと同じ感覚です。ギリシャでもフェタチーズとすいかは定番のようなので、それと同じでしょうか。夏の暑い日のランチに、パサパサした食感のパンを、冷えたすいかと塩気の強いシレネと一緒に食べると不思議とスルッとおなかに入ってしまいます。すごくおなかがいっぱいになるのに2~3時間もするとスーッとおなかがすくのもうれしい! 女4人であっという間に大きなすいかを3/4食べてしまいました。でも、すいかがおかずってすごいですよね。いくらすいかに塩をかけて食べても、一緒にご飯は食べませんものね・・・

本当にブルガリア人のすいか好きはたいそうなもので、別の機会に夕ご飯(ちょっとしたホーム・パーティーだったのですが)にお呼ばれしたとき、食事を始めると、まずみんなが手にしたのは、バーニッツァでもピザでもなく、なんと、すいかだったのです!!
もしかすると、ブルガリア人は、サザXさん一家のようにすいかをみると狂喜乱舞する国民なのかもしれない・・・と、心の中で思うのでした。


コメント (5)
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