おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

キロ買いの野望・・・あんず

2005-07-19 15:45:52 | ブログ
apricot2
近頃パザールでおそらく一番多くの場所をとって売られているのはあんずでしょう。
「あんずをキロ買い?」
本当にジャム以外は思い浮かばなかったのですが、あんずは生でかじるのが一番おいしい!
日本ではジャムとドライフルーツコーナーの隅っこのほうにあるあんず(しかも高い!)しか知りませんでしたが、これは生がいいですねー。

juicy
まず、皮をむく必要がありません。ブルガリア人はたいがいフルーツをそのままかじっていますが、私はりんごや桃はむいて食べないとモサモサしてだめだったんです。でもあんずは皮がやわらかくてちょっと実よりすっぱくておいしい!!手で2つに割ると中に大きな種が入っています。
この種、食べた後にまいておいたらいつか木にならないかな?


ところで、このあんず、もうひとつ使い道があるんです。それはラキアをつくること。
ラキアは果実からつくった蒸留酒で40%くらいの強い食前酒です。
ブルガリアでは自家製のお酒を作ることができるので、田舎のほうでは結構みんな作っています。
ほかにも、ぶどう(これが一番ポピュラー)、いちじく、なし、りんご、すもものラキアもあり、それぞれにおいしいのですが、あんずは日本人にも飲みやすく、ほのかな香りと甘さがあります。
でも、今は生でパクパク。友人のところに行くと必ずといっていいほどあんずがお茶うけに出されます。
「これは近所でキロ1レバ60(約110円)。ちょっと高かったけど甘いわよ。」
「おいしいわ、これ。うちの近所じゃまだ1レバ80(約130円)よ。」
と、ブルガリア人お得意の値段話に花が咲きます。
ちなみに私が今日買ったのは1キロ1レバ(70円)。安い分、少し痛んでいる部分があるのではやく食べちゃおっ!
apricot1




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そんなこと聞いてどうするの?

2005-07-17 23:39:02 | ブログ
いまだブルガリア語がよくわからない私ですが、最近会話していて、「えっ?」と思うことがあります。
「子供は何人いるの?」
「え~と、・・・いません」
「えっ、どうして子供をつくらないの、欲しくないの?」
などなど・・・(こんなこと日本で聞いたらちょっと問題になるかも)
ヨーロッパはきっと個人主義でプライベートなことは聞いてこないと思っていたからです。この質問は私の田舎のおばあちゃんたちのレベルに匹敵すると思います。
「ねえ、家賃はいくら払ってるの?」
「食費は1ヶ月いくらかかるの?」
など、お金にまつわる質問もよく飛び出します。
最近困った質問がこれ。
「あなた、体重何キロ?」
え゛~!!最近計ってないし、恥ずかしくて言えないよ。
ちょっとお茶を濁しつつ、
「50キロ、イ、ポベチェ(50キロ以上の意)」と答えると、
「カジ、トッチュノ(正確に言って)!」
あ゛~困ったなあ、この身長であの体重だとは言えないし・・・・
モジモジしている間に話題は移り、私は置いてきぼりで会話は進行しているのでした。
あ~ほっとした。
でもここでウケをとれれば良かったのかも。
そうゆうの苦手なんだ、日本語でも・・・・。
ユーモアのセンスがあればと思う今日この頃でした。

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幸福の鳥?

2005-07-16 04:01:52 | ブログ
stork2

昨今のニュースで日本でもコウノトリが見られたという話がありましたね。飛ぶ姿も優雅だし、なかなか見栄えはするし、何より夫婦円満の象徴ですよね。「おしどり夫婦」ならぬ「コウノトリ夫婦」なんてのがいてもいいかも。(もしかしたら兵庫県ではそういうのかな?)
こちらではこの大きな鳥は普通に見られる鳥のようです。ブルガリア語の先生であるディディに「日本にはコウノトリは数羽しかいなくて、自然のコウノトリが見られるとみんな見に行くんだよ」というと、「ええっつ?そうなの?信じられないわ、どこでもいるじゃない?、小さいころ私のいた村に年をとって渡りができなくなったコウノトリがいて、みんなでなでなでしたのよ。」って言ってました。
首都ソフィアでも端のほうに行くと普通に見られます。電信柱のてっぺんに大きな巣を構えて、近所の畑でえさをついばんでいます。高速道路の街灯のてっぺんに巣を構えるつわものもいます。日本でも昔はいっぱいいたんでしょうね。
さすがに「ダンボ」みたいに赤ちゃんを連れてくるという話はないようですが、ここでもやっぱり幸福の鳥のようです。ミサンガのような紅白のひもを、その年に最初にコウノトリを見たときに木に結ぶというおまじないがあるようで、そこかしこの木にいっぱい結ばれています。結構ブルガリア人って占いやおまじないに弱いのかも・・・・・
stork1

luckycharm


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キロ買いの野望・・・いちご

2005-07-14 14:59:21 | ブログ
yagodiidihya

「金なら腐るほどあるぜ。」日本から持ってきて繰り返し見ているコントの中でこんなせりふがありましたが、一生に一度くらい言ってみたいものです。(絶対無理だけど)
ところで「イチゴなら腐るほどあるぜ」といわれたらどうします?日本だと一番安くても1パック198円以上しますよね。1箱(4パック入り)が500円くらいになったら買ってきてジャムにしようかな、なんて思いますけど。
ブルガリアでは旬になると1Kg60-70円くらいになります。そう「キロ売り」なのです。
日本のブランドの(と*おとめ、とか、*まおうみたいな)イチゴのように粒ぞろいの大きくて甘いイチゴではありませんが、つみたての、まだ泥のついている味の濃い実を楽しむことができます。ブルガリア人もよくジャムにして来年の旬の時期まで食べるようですが、本当に「腐るほど」あるイチゴがジャムしか使い道がないんでしょうか?
隣に住む主婦のダニエラに聞いたところ
「ザハル(砂糖)をかけて食べるわ」
「えっ、ほかには?」
「それだけよ」
「トルタ(ケーキ)にはしないの?」
そういうとダニエラはつばを飲み込んで「おいしそうね~、でも私はつくらないわ」
ということでした。
え~、イチゴといえばショートケーキでしょう?と思いましたが、こちらではいわゆるショートケーキは見たことがない。もしかしたらあれって日本だけなのかな?なんとなく日の丸に似てるし。
「せっかくだからつくってみよう」と、小林カツ代サンのケーキの本を見て、イチゴをケチることなく使って作ってみました。本当に上手にできたので(自画自賛!?)隣に持っていったら、なんと留守・・・・。下の階のフリストビ家にちょうど孫が着ていたので持って行ってみました。ブルガリア人の口に合うのか心配でしたが、「おいしかったわよー!」といわれほっとしました。でもちょっとお世辞かな。でもやっぱりケーキはイチゴのショートケーキでしょう!
ほかにも日本ではあまりお目にかからないのにこちらではキロ数十円で入手できる食材、いっぱいありますよ。(つづく)

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ブルガリアから初ブログ

2005-07-11 00:28:43 | ブログ
pazar2 ブルガリアというとすぐに「ヨーグルト」が思い浮かびますが、実際に住んでみるとそのほかにもいろいろ面白いことやおいしいものが見つかります。まず野菜が安くておいしい!トマトやジャガイモは格別です。近所のパザール(市場)は野菜や果物があふれています。イチゴとスイカ、りんごとメロンなど日本では考えられない組み合わせのものが同時に店先に並びますよ。 ちなみに「フボボ」とは「ナイス」という意味です。これからここの「フボボ」なものや面白い人をもっと見つけていきます。pazar1
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