幸せって、感じることなんだと思ってから。
「ありがとう」を一杯言おうと思い、自転車に乗っていても
「青空さん、ありがとう」
「イチョウの木さん、紅葉してくれてありがとう」など
目に入るものに次々「ありがとう」と言ってペタルを
こいでいると、それだけで元気になるし、今まで
目が行かなかったところまで、心が行くのです。
お地蔵さまも、そこにあるのは分かっていましたが、
4体もいらっしゃったとは気がつきませんでした。
そのお地蔵さまにきれいな花がたむけてあることも…
今朝、おじいさんがお地蔵様の前で、お花を活けて
いました。
あ~この方がお花を供えて下さっていたのか…
誰に頼まれた訳じゃないのに、きっとずーと
続けているのだろうなと、
そう思ったとき私は「お花、きれいですね。
ありがとうございます!」と、おじいさんに言葉を
かけていました。
おじいさんは、ちょっとびっくりしていましたが
日々の暮らしの豊かさって、こういうさり気ない行為が
もたらしてくれるのではないかしらと、ぽっと心が
温かくなりました。
今の世の中は、評価を気にしたり、人から
どう見られるかに神経をすり減らしたりしていますが
昔は、お天道様が見ているということが生活の中に
生きていたのですね。
人の目ではなく、お天道様を心に置く、そんな生活を
取り戻したな…