~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

大竹しのぶさんのお母さんの言葉

2015-12-21 21:41:29 | 日記

大竹しのぶさんの93歳になるお母さんは、安保法案を

審議する参議院のテレビ中継を観ていて

「日本がなくなってしまうわね…」と、言われたそうです。

戦争を体験した人の重い言葉です…

一昨日の19日で安保法案が成立してから3ヶ月が

経ちました。

東京でも高校生達がデモをしていました。

若い人達は諦めてない!と力をもらった気がしました。

新聞に拡声器で訴えている高校生の写真があり、

拡声器はシールズに借りてきたんだなと

この繋がりも嬉しくなりました。

でも、今朝の新聞に「高校生の郊外での政治活動

デモ・集会をする際に、学校への届出を出させるか

9県・政令都市が検討している」とあり、驚きました。

高校生は「まるで監視だ」と言っています。

憲法で「思想・信条の自由」が認められているのに

憲法なんて、解釈でいくらでも変えられると思って

いるのでしょうか…

 大竹しのぶさんが、国会前の集会に参加した時

牧師さんが、聖書の言葉を引用して

「平和を作りし者は幸いです、平和とは祈るだけでは

ない、作るものなのだ」と言っていたそうです。

私たちは、経済優先で平和も民主主義も

育んで来なかったのかもしれません。

若い人の政治離れが言われて、随分経ちますが

やっと若者が政治に関心を持ってきたら、

届出をさせ、若者の行動を萎縮させる方向に

行こうとしているのです。

 大竹さんは「日本がなくなってしまわないように

私たち、一人ひとりが今こそきちんと意思を持ち

声にしてゆかねばと、強く思う。」と言われて

いました。

 

 

 

 

 

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