今日封切られたドキュメンタリー映画「ライフ」を観てきた。
イギリスBBCが6年掛け特殊撮影技術も駆使しながら、「命をつなぐ」をテーマに、野生に生きる動物たちの親子の愛情や生きていくことへの執念を映像に収めたもので、動物好きにはたまらない映画だ。
特に印象深かったのが中米のジャングルに棲む蛙。落ち葉に産んだ卵がオタマジャクシになると、親蛙は一匹一匹背負って10m近く木を登り、木の葉の水溜りまで運んで行く。そこでオタマジャクシは成長し巣立って行く。
オタマジャクシの餌は親が産み落とした無精卵。オタマジャクシの数はさほど多くないようだが、一匹ごと水溜りの場所は異なる。親蛙はその場所を覚えていて一定の間隔で無精卵を生み落とす。
親蛙の行動もさることながら、オタマジャクシが親の背中に乗る行動もDNAに組み込まれているのかと思うと驚く。
天敵のいない氷原で出産し氷点下30度、風速30mのブリザードから盾になって子供を守る親アザラシの姿も感動的だった。
次は、ミズダコの話し。産卵した後、6ヶ月間何も食べずに卵に新鮮な海水を送り続け、卵がかえることを見届けてひっそりと死んでいく。たかがタコと思いがちだが、このシーンも本能とは言えなかなかの感動シーンだった。
これ以外にも、様々な生き物の生態が映像に収められている。
動物目線で捉えた特殊撮影映像も見事だった。
松本幸四郎と松たか子によるナレーションの最後は、「動物たちの命、そして人間の命、全ての命が豊かな生を受けるためには地球が人間のものだけではないことを忘れてはならない。確かな事は、みんながこの地球を分け合って生きていると言う事」で締めくくられていた。
イギリスBBCが6年掛け特殊撮影技術も駆使しながら、「命をつなぐ」をテーマに、野生に生きる動物たちの親子の愛情や生きていくことへの執念を映像に収めたもので、動物好きにはたまらない映画だ。
特に印象深かったのが中米のジャングルに棲む蛙。落ち葉に産んだ卵がオタマジャクシになると、親蛙は一匹一匹背負って10m近く木を登り、木の葉の水溜りまで運んで行く。そこでオタマジャクシは成長し巣立って行く。
オタマジャクシの餌は親が産み落とした無精卵。オタマジャクシの数はさほど多くないようだが、一匹ごと水溜りの場所は異なる。親蛙はその場所を覚えていて一定の間隔で無精卵を生み落とす。
親蛙の行動もさることながら、オタマジャクシが親の背中に乗る行動もDNAに組み込まれているのかと思うと驚く。
天敵のいない氷原で出産し氷点下30度、風速30mのブリザードから盾になって子供を守る親アザラシの姿も感動的だった。
次は、ミズダコの話し。産卵した後、6ヶ月間何も食べずに卵に新鮮な海水を送り続け、卵がかえることを見届けてひっそりと死んでいく。たかがタコと思いがちだが、このシーンも本能とは言えなかなかの感動シーンだった。
これ以外にも、様々な生き物の生態が映像に収められている。
動物目線で捉えた特殊撮影映像も見事だった。
松本幸四郎と松たか子によるナレーションの最後は、「動物たちの命、そして人間の命、全ての命が豊かな生を受けるためには地球が人間のものだけではないことを忘れてはならない。確かな事は、みんながこの地球を分け合って生きていると言う事」で締めくくられていた。