昨日、ダイハツからハイブリッドを除くガソリン車としては最高の燃費性能を持つ軽自動車が発売された。軽自動車なので今ひとつ話題性は乏しいようだが。
ところで、この1~2年の間に車を買い替えた方や買い替えを検討中の方はご存知だと思うが、車のスペックを見ると燃費項目に「10・15モード」と「JC08モード」の二つがあって、各々リッター当たりの走行距離が記載されている。
「10・15モード」は以前からあった旧測定モードで、実際の走行パターンからかなりかけ離れた好条件下で測定されるものだから、燃費が低くなって当たり前。この数値しか公表されていない時代は、購入後の実燃費がカタログ上の燃費より随分悪いことにガッカリさせられたものだ。
そして、新たに実際の走行パターンに、より近い測定法として「JC08モード」なる新測定モードが採用されるようになり、2年前からカタログへの表記が義務付けられた。(この新測定モードでも、未だ実走行より低い燃費になるようだが)
新測定モードの採用が決まった以上、非現実的な走行パターンに基づく旧測定モードを止めてしまえばと思うのだが、それでも、メーカーはこの旧測定モードに基づく見かけの低燃費に未練があるらしく、未だにCMに登場したり、カタログに併記されている。それも、旧測定モードの数値を優先して取り上げるから紛らわしい。
併記したいのなら、せめて参考数値としてカッコ書き程度に留めるべきだと思う。
最近、マツダがリッター30キロの燃費を達成したとして宣伝していた新型車も旧測定モードの数値であって、新測定モードでは25キロとのことだ。
25キロでも十分誇れる数値だと思うのだが、旧測定モードの燃費を前面に出す余り、その事実を知ったとたん、白けてしまった。
今度のダイハツの新型車は新・旧測定モードとも30キロ以上とのことで、自信を持って新測定モードの数値を優先的に掲げている。
メーカーとしては、どうも“30”という数値にこだわりがあるようだ。
そういえば、省エネ家電、特に冷蔵庫やエアコンの節電効果の試算に際して、実際に家庭で使われるより運転時間を長くみていたりと、省エネ製品に有利な使用条件が設定されていたため、節電効果が過大に表示されていたとの報道があった。
省エネ効果を高く見せたいメーカーの気持ちは分かるが、消費者をミスリードしてしまっては元も子もないと思うのだが。
ところで、この1~2年の間に車を買い替えた方や買い替えを検討中の方はご存知だと思うが、車のスペックを見ると燃費項目に「10・15モード」と「JC08モード」の二つがあって、各々リッター当たりの走行距離が記載されている。
「10・15モード」は以前からあった旧測定モードで、実際の走行パターンからかなりかけ離れた好条件下で測定されるものだから、燃費が低くなって当たり前。この数値しか公表されていない時代は、購入後の実燃費がカタログ上の燃費より随分悪いことにガッカリさせられたものだ。
そして、新たに実際の走行パターンに、より近い測定法として「JC08モード」なる新測定モードが採用されるようになり、2年前からカタログへの表記が義務付けられた。(この新測定モードでも、未だ実走行より低い燃費になるようだが)
新測定モードの採用が決まった以上、非現実的な走行パターンに基づく旧測定モードを止めてしまえばと思うのだが、それでも、メーカーはこの旧測定モードに基づく見かけの低燃費に未練があるらしく、未だにCMに登場したり、カタログに併記されている。それも、旧測定モードの数値を優先して取り上げるから紛らわしい。
併記したいのなら、せめて参考数値としてカッコ書き程度に留めるべきだと思う。
最近、マツダがリッター30キロの燃費を達成したとして宣伝していた新型車も旧測定モードの数値であって、新測定モードでは25キロとのことだ。
25キロでも十分誇れる数値だと思うのだが、旧測定モードの燃費を前面に出す余り、その事実を知ったとたん、白けてしまった。
今度のダイハツの新型車は新・旧測定モードとも30キロ以上とのことで、自信を持って新測定モードの数値を優先的に掲げている。
メーカーとしては、どうも“30”という数値にこだわりがあるようだ。
そういえば、省エネ家電、特に冷蔵庫やエアコンの節電効果の試算に際して、実際に家庭で使われるより運転時間を長くみていたりと、省エネ製品に有利な使用条件が設定されていたため、節電効果が過大に表示されていたとの報道があった。
省エネ効果を高く見せたいメーカーの気持ちは分かるが、消費者をミスリードしてしまっては元も子もないと思うのだが。