熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

一路、ハイデルベルクへ 2015年7月7日

2015-07-08 00:44:09 | 海外自転車旅
今日はカールスルーエから北へ約70キロ、一般道を走りハイデルベルクに到着。

ラインサイクリングルートを走るとなると一旦ライン川沿いに戻り、再び内陸に戻る感じで、かなりの遠回り、そのうえ、この区間はこれといった見所も無さそうなので、最短ルートを選択。

ところが、この一般道、自転車専用道が設けられている区間は距離にして半分以下、時速70キロ以上の猛スピードで走り去って行く車と併走しなくてはならず、緊張を強いられた1日でした。

全区間こうならいいのですが。


カールスルーエを発って約5時間、ハイデルベルクに到着。

ハイデルベルクの象徴、ハイデルベルク城。
20年以上前に一度訪問。この城のテラスから望む旧市街の町並みは、写真でも良く目にしますが、城自体は廃墟同然で見る物は無かったように思います。


ネッカー川越しに望む対岸の家並み


ネッカー川に架かるカール・テオドール橋


ハイデルベルクは、古城街道沿いの町の一つで、ハイルブロンにかけてのネッカー渓谷には、ライン川の古城地帯にひけを取らない程の見所(古城)があるとのことにて、サイクリングがてら日帰りで幾つかの城を訪れる予定です。


週間天気予報によると、連日最高気温は30度以下の見込み、幾分暑さが和らぎそうです。



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ラインルート初日、ケールからカールスルーエへ 2015年7月6日

2015-07-07 02:18:48 | 海外自転車旅
ケールのキャンプ場を朝7時過ぎにスタート、今日の中継地は北へ約90キロのカールスルーエ(Karlsruhe)という町。

フランス・ストラスブールとドイツ・ケールを結ぶ人と自転車の専用橋。距離にして僅か100mほど。勿論、中間点が国境ですが、こうなると最早、国境という感覚は無くなります。


ラインルート(EuroVelo 15)の看板を目印にライン川に沿って暫く走行。
数字は、ライン川が流れ出すボーデン湖畔の町、コンスタンツからの距離で1キロ毎に表示。


所どころ、フラットダートあり、木陰無し。


このような光景を、たまに目にはするものの、


看板が分かりにくく途中から見失ってしまい、一般道を走ることに。
この日は、長丁場でもあり、途中から一般道を使って正解でした。サイクリングルート、それも特に川沿いのルートは、一般道に比べ距離がかなり長くなってしまいます。

フラットな道のおかげで約6時間でカールスルーエに到着。
バーデン辺境伯、カール・ヴィルヘルムなる人物が、18世紀に造った新しい町。

彼が住んでいた「カールスルーエ城」、現在は博物館として使用


カール・ヴィルヘルムの銅像


城の周囲は、城を取り囲むように放射状に建物が建っています。


町の目抜き通り、カイザー通り。雑然とした通りで散策する気分にならず、キャンプ場に直行。


印象の薄いラインルート初日でした。
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キャンプ場で1日のんびり 2015年7月5日

2015-07-06 01:20:29 | 海外自転車旅
今日は日曜とあって店は休み。ストラスブールの主な見どころは昨日訪問済み、キャンプ場周辺にはこれといった見どころは無し、加え今日も最高気温は35度の予報、というわけで今日はキャンプ場周辺を軽くサイクリングし、これから走るライン川沿いのサイクリングルートを確認、と今までに無くのんびりした1日でした。
たまには、何もしないで1日のんびり過ごすのもいいものです。

これから走る、ユーロ・ヴェーロ(EuroVelo)15と呼ばれるライン川に沿って設けられているサイクリングルートは、スイス、ドイツ、フランス、オランダの4か国にまたがる総延長1230kmのサイクリングルート、まともに走れば1か月近く要しますが、今回は、世界遺産に登録されていて、古城が点在するビンゲン~コブレンツ間など部分的に約2週間ほど掛け、走る予定です。


キャンプ場近くでラインルート15を示す看板を確認。この看板に従ってライン川を北上。


ずっとこのような木陰の道ならいいのですが。


水遊び中のゴールデン、なかなか上がって来ません。気持ちよさそう。


ところで、7月に入ると、どこのキャンプ場も混んで来ました。と同時に、風変りなキャンピングカーを目にするように。
軍用車両を改造したようなキャンピングカー。これなら砂漠もOK。


こちらはトラックの改造版?、どちらも、初めて目にするキャンピングカーですが、果たして快適性は??






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フランス最後の訪問地、ストラスブールへ 2015年7月4日

2015-07-05 01:45:33 | 海外自転車旅
今日は、コルマールを発って北へ70キロ、フランス最後の訪問地となるストラスブールへ。但し、自走ではなく電車にて。
天気予報では今日も35度、朝から照り付ける太陽の下、6~7時間漕ぎ続ける事は、自分の年齢を考えれば過酷を通り越し、最早危険行為・・・と納得しつつ、電車に揺られること約40分、フランス最後の訪問地となるトラスブールに到着。

UFOのような形をしたストラスブール駅


今晩のキャンプ場は、ライン川の対岸、ドイツのケール(Khel)という町。ストラスブールから6,7キロと近いので、ストラスブール市内を軽く散策することに。

プティット・フランス(小さなフランス)と呼ばれる旧市街の一角、木骨組みの家並みを見学。
因みに、旧市街のあるイル川に囲まれた中心部は、「グランディル」と呼ばれ、世界遺産に登録されています。






イル川の水位を調節するための、ヴォーバン・ダム。


続いて、ノートルダム大聖堂を見学。
1176年から完成まで250年の歳月を費やしているそうで、尖塔の高さは142m、中世に建造された尖塔としては一番とか。


繊細な彫刻で覆われている正面の壁面。


大聖堂内部には、からくり人形付の天文時計。
時計の歴史などモニターで30分ほど解説があるものの、肝心のからくり人形が動くのは、あっと言う間の出来事。


13~14世紀に製作されたステンドグラス。




2時間ほど歩いただけで、余りの暑さで観光を続ける気にならず、ライン川を渡ってキャンプ場へ。
着いてみると、ここケールの今日の予想最高気温は、なんと39度。持参している気温計が電池切れで確認できませんが、確かに暑い。
予報では、この暑さ、来週半ばまで続きそうです。





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アルザスワイン街道巡り~カイゼルスベルク、リクヴィル、リボーヴィレへ 2015年7月3日

2015-07-04 02:06:41 | 海外自転車旅
コルマールのキャンプ場に荷物を置き、今日はアルザスワイン街道と呼ばれる道路沿いに点在する小さな3つの村を巡る日帰りサイクリング、一周50キロほど走りました。

最初に訪れた町は、カイゼルスベルク(Kaysersberg)
村の起源はローマ時代までさかのぼるそうで、中世からルネッサンス時代にかけて建てられた古い家並みが残る村です。

途中から、道路沿いの景色は見渡す限りブドウ畑。


コルマールから1時間ほどでカイゼルスベルクに到着。
木骨組みの家並みが続きます。






タウンホールの古い井戸。上部には1521年の刻印




村の高台には、古城の廃墟


次に訪れた村は、カイゼルスベルクから7,8キロのリクヴィル(Riquewihr)
村役場から緩やかなスロープを上り詰めたゲートまでがメインストリート。
カイゼルスベルクに比べると、規模の小さな村ですが、人口が少ないこともあり「フランスで最も美しい村」の一つでもあります。

スタート地点となる村役場


上り詰めた先にある要塞門




メインストリートの左右には古い木骨組みの家並みが続きます。




家並みの中でも、最も装飾に凝っていると言われる家屋の窓


コルマールを含め、この一帯にはコウノトリが生息していて、民家の屋根に大きな巣を目にします。


最後の訪問地は、リボーヴィレ(Ribeauille)
こちらは、17世紀の家並みで、他の2つの村に比べるとやや垢抜けした、明るい町といった印象です。
因みに、「花いっぱいの町」でグランプリを2回受賞。






この町でも屋根の上にコウノトリの巣。2,3羽のヒナも。


途中、道路わきでもコウノトリ。


角の小さな個人宅。家の周囲はこれでもかと言わんばかりに花で飾り付け。
   

当初の予定通り、アルザス・ワイン街道沿いの村の美しい景色を堪能できました。
今日も35度近くと相変わらずの猛暑、暫く続きそうです。








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