読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

古代エジプト冒険ミステリー

2007年01月23日 | 読書

◇「ピラミッドの暗殺者」

 ようやく第3巻を読み終えた。細かい字で二段組み400ページもあるので結構
 読みでがある。或る日散歩がてら寄った某近隣センターで発見した。著作者は
 クリスチャン・ジャック。数年前に「太陽の王ラムセス」(全5巻:青山出版社)を読んで
 すっかりラムセスファンになってしまった。これに因みメールアドレスをファラオーとしたほ
 ど、まさに虜になった。
  今回はこのラムセス王制の転覆をたくらむ悪者と、これに立ち向かう若き宰相
 類まれな美しさのその妻、タフな友人とこれまた美しいその愛人、砂漠の金鉱
 をめぐる悪人らとの戦い・・・、とにかく面白くて夜の更けるのを忘れてしまう。
 あまり夢中になっているのでたまらず家人も後追いでこの本を借りだし、いま
 第3巻目に入っているところ。
  著者はソルボンヌ大学でエジプト学を修めた本物のエジプト学者なので、当時の
 風物・生活習慣が裏打ちのある描写で、考古学的興味も満足させてくれる。
 「ピラミッドの暗殺者」(著者:Christian Jacq 訳者:高野 優 原書房刊)

                    

  ただいま読み耽っているのはジョナサン・ケラーマンの「マーダー・プラン(上・下)」
 (北澤和彦:講談社文庫)安楽死を助ける医者が殺された。犯人は誰だ?


 

 

 

コメント (1)
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