読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

久々の写生会

2009年05月03日 | 水彩画

東大本郷キャンパスで描く
  新緑がまぶしい4月下旬、東京都心部に出て久しぶりの写生会。
 週間天気予報では怪しげな予報が出ていて、中止・決行と揺れ動いたが、結局
 2・3日前に持ち直し、これ以上ないくらいの写生日和となった。

  いつも柏近辺かせいぜい松戸、安孫子辺りで写生会を行っていたが、今回は
 先生が担当している荒川区町屋のスクール受講生と合同写生会ということで、
 13人という大所帯になった。
  
  東大キャンパスは、昔白山・旧原町に住んでいた頃に子供を乳母車に乗せて、
 西片町を通ってよく遊びに行った。今でも構内を乳母車で行き交う若いカップル
 が何組もいて、遠い昔を思い出させた。
  昭和43年、学生運動が盛んなころは、放水で洗われる「安田講堂」がよくTV
 に映った。この頃は「五月祭」でも立て看板が林立していた。これまた既に遠い
 記憶である。

  絵になる場所がいくらでもあるという触れ込みであったが、「三四郎池」も法文
 系建物のアーチも捨てがたいとはいえ、なかなか構図が取りにくく、ついに広大
 な「総合図書館」を取り上げてしまった。しみだらけの古びた建物雰囲気が捨て
 がたかったから。そのうち脇の新緑も取り入れなければなどと欲を掻いて、中途
 半端(主題が判然としない)な仕上がりとなってしまった。

 (フリーソフトで自分なりのマット・額縁を作り、サインも入れて、ちょっと遊んでみ
  ました。)


           
    



       

コメント (2)
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