読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

晩秋の寺泊へ

2010年11月17日 | 国内旅行

◇寺泊で同期会
  旧い職場の同期会が新潟県寺泊であった。
  寺泊というと「さかな市場」で有名であるが、以前から海水浴場としてまた良寛さんゆかりの地として名
 が知られている。いまごろは車で20分くらいの弥彦山の「もみじ谷」は今が最高ということだった。
  大河津分水を超えた野積地区にあるホテルの部屋からは指呼の間に佐渡ケ島が横たわる。佐渡はここ
 寺泊が一番距離が近いとか。ただ生憎の雨で海面はけぶり、日本海の夕陽も望めなかった。

  翌日はなんとか雨も上がり、朝日を受けた佐渡ケ島をみることができた。


      
             朝7時ころの日本海と佐渡ケ島                    朝日があたった佐渡ケ島

      
            信濃川大河津分水河口近く                    寺泊・野積地区の秋

   我が家の近くにあるスーパーに「寺泊○○水産」の店があって新鮮な魚が手に入るので結構人気がある。
 宴会の翌日、寺泊港にほど近い「さかな市場」に寄った。
  よく行く茨城県那珂湊港の魚市場と規模もつくりも似ている。並んでいる魚類も似たり寄ったり。寺泊港
 に上がった魚がセリに掛けられここに並ぶというわけではないようだ。東京築地から入る魚が結構ある。
 タラの白子、ボタンエビが魅力であったが、大きな保冷パックを手に帰る気がしなくてパス。

   

   

 
  
    
 
◇魚沼の天然なめこ
  寺泊の魚市場は寒く、雪でも来るかと思う天気で買い物を済ませると早々に引き揚げた。新幹線からは
 八海山が真っ白で、越後湯沢のスキー場も雪がかなり下まで降りてきていた。
 トンネルを抜けるとそこはさんさんと陽が降り注ぐ関東平野。

  家に帰ったら魚沼の民である舎弟から「なめこ」と、ちゃんと殻を割って実をほじくるだけになった「くるみ」
 の小包が届いていた。お礼の電話をし「さっきそこをと通ったばかり」と言ったら「駅で渡せばよかったね」
 と笑っていた。新幹線ではそうもいかないが。
  さっそく翌朝(今朝のこと)その一部を味噌汁でいただいた。スーパーでは小ぶりのなめこが主流。たま
 に栽培物で傘が大きめのなめこにもお目にかかるが、天然ものは香りがちがう。口の中に落ち葉の独特
 の香りがさっと、広がる。最近また毒キノコに注意をよびかけているが、山里の住人でも似て非なるキノコを
 食するときは十分に注意を払いながら、恐る恐る、試し試し口にしているらしい(と舎弟は言っている)。

  (以上この項終わり)
 

コメント
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