読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

秋の果物を描く

2010年11月02日 | 水彩画
柿・梨・りんご・・・秋の味覚
  このところいろんな果物が集まってきて、この時期にしか描けないモチーフなので、思い切って
 二日間にわたって「秋の味覚」を描いた。
   なにしろ訪ねてきた孫(M)がいち早く柿を見つけた。
 「食べたがっているので早く描いて!」と強要されたことも一因である。

  リンゴは一年中ある果物でよく描くが、今年は全国的に柿が不作で、我が家の柿の木にも数個
 しか実をつけなかったので貴重な一品。
  梨はペアー(洋梨)と大きな梨(長十郎?)を頂いたのでこれも参加。
 クリーム色のバラの蕾とかすみ草は知人のお母様の白寿のお祝いの席に飾られた花である。

  苦手を作ってはいけないといわれるが、バラの花はむつかしい。(横からなら何とかなる。)
 リンゴは黄色や青い部分をしっかり出すことが肝要だ。
  また、果物はどれも柄をしっかりと描くと意外と絵が締まってくる。
 洋梨は皮肌の緑が独特で、少し白(グァッシュ)を加えた。茶色のそばかすのような点々がないと
 洋梨にならないところが面白い。

  構図は縦と横で随分印象が違ってくる。
  果物が主役なので、白ワインのボトルは頭を切ってしまったが、バラの蕾はそうもいかないので、
 全部を入れようとするとどうしても縦型の構図になってしまう。果たしてこれでよいのか。

 <秋の味覚…その1>

   
    Clester10号(530mm×455mm)

 <秋の味覚…その2>

   
    Clester10号(530mm×455mm)

   (以上この項終わり)
  
コメント
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