読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

『東京のちいさな美術館巡めぐり』

2018年09月28日 | 読書

◇『東京のちいさな美術館めぐり』       著者:浦島 茂世
                                                        2015.4 ㈱G・B 刊


 

『東京のちいさな美術館めぐり』 という素敵な本が手に入りました。
先ず表紙の装丁が見事です。深沢の小さな美術館のようです。このような手作りの
個性的な美術館が106館収録されています。

 世界一の大都市東京のことです。本誌に収録されたのは106館とはいえほんの一
部。まだまだ小さな美術館は沢山あるでしょう(近隣の神奈川、埼玉、栃木・千葉
県も収録)。

 小さな美術館はそれぞれ1ページから3ページにまとめられています。館名とその
読み方のほか当然のことながら住所や電話番号、開館時間、休館日、入館料などの
情報が過不足なく記されており、しかも12のエリアにまとめられ、所在を示した地
図付きなので、この本をもって訪ねれば「はしご」が可能です。
 

 著者がはしがき(はじめに)に書いているように、展示内容や建物に個性を感じ
られる場所を選んだという選定方針が各ページを見ているとよくわかります。説明
もたかだか50行程度。それでも特徴をしっかりとらえてコメントしてあります。
 とりわけ館内の販売グッズや食事処があるところは、写真や値段まで紹介されて
いるところが出色です。

 国立西洋美術館などメジャーな美術館はたいてい行ったはずですが、この本で紹
介されている美術館は行ったところがいくつあるか探してみましたが、5か所しか
ありませんでした。
 
東京七福神巡りも8割かた歩いたので、今度はこの本を片手にちいさな美術館巡
りをしてみます。
                           (以上この項終わり)

 
 

 



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