◇ トロピカル・フルーツー完熟マンゴーとパイナップル
Clester F8
知人から季節の贈り物をいただいた。中身は3個の宮崎・完熟マンゴー「太陽のたまご」。
樹熟の国産高級マンゴーの話は聞いてはいたが、超高価で目にするとは思わなかった。
以前ハワイに滞在したホテルの部屋からマンゴーの樹が見下ろせた。樹で完熟したマン
ゴーが落ちるのを見たら、急いで下に降りて行って拾って食べた。やや小ぶりながら樹熟
のマンゴーはおいしかった。なかなかエレベータが来なくて、行ってみたら誰かに拾われ
ることもあったし、バスに轢かれたかれた姿を見たこともあった。でも5・6個は食べた記
憶がある。その10年ほど前にこと、マウイ島でマンゴーを見た妻が樹の下にいた男の人
に「これは何ですか」と聞いた(たぶん英語で)ら、「マンゴーだよ、食べるか?」と1個とっ
てくれた。まだ大らかな時代だった。
マンゴーにはそんな思い出があるのだが、戴いたマンゴーは大振りで、370グラムもあっ
た。一つはマンゴー独特の切り方でカットした。それでも寂しいのでトロピカル・フルーツ
の仲間、パイナップルを買ってきて参加してもらった。マンゴーには梨の表皮に似た特有の
ポツポツがある。これは描画技術の一つ「塩まき」を初めて使ってみた。半乾きの上に大粒
の岩塩を撒く。塩が水分を吸って下の画用紙の色肌が出る。慣れないと撒く頃合いがむつ
かしいようである。絵はまだちょっと寂しい。リンゴにも参加してもらったほうが良かったか
もしれない。
(以上この項終わり)