和やか-散歩

「こんな映画見ました~」から「和やか-散歩」へ

アキラとあきら

2024年02月03日 | こんな映画見ました~(邦画)
『アキラとあきら』

2022年(日本)

監督:三木孝浩
出演:竹内涼真、横浜流星、高橋海人、上白石萌歌、児嶋一哉、ユースケ・サンタマリア

父親の経営する町工場が倒産し過酷な幼少時代を過ごした山崎瑛と、大企業の御曹司だが次期社長の座を拒絶し血縁のしがらみに抗う階堂彬。
同じ名前を持つ2人は運命に導かれるかのように、日本有数のメガバンクに同期入社する。
人を救うバンカーになるという熱い理想を持つ山崎と、情を排して冷静に仕事をこなす階堂。
正反対の信念を持つ2人は真っ向から対立し、ライバルとしてしのぎを削る。
しかし山崎は、ある案件で自らの理想と信念を押し通した結果、左遷されてしまう。
一方、順調に出世する階堂の前にも、親族同士の争いという試練が立ちはだかる。
やがて、数千人の人生を左右する巨大な危機が到来し、山崎と階堂の人生が再び交差する。

監督は「思い、思われ、ふり、ふられ」「僕等がいた」の三木孝浩。

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
『シャイロックの子供たち』が面白かったので、こちら池井戸潤原作の映画をお家鑑賞しました。
原作未読、ドラマ未見です。
 
こちらは銀行マンの熱いお話でした。
 
竹内涼真、私は初めまして!だったかと思ってましたが『帝一の國』出演してたのですね。
印象が違うので気が付きませんでした・・・。
 
この映画、私はとても面白く鑑賞しました。
 
 
 

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シャイロックの子供たち

2024年01月29日 | こんな映画見ました~(邦画)
『シャイロックの子供たち』

2023年(日本)

監督:本木克英
出演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、佐藤隆太、渡辺いっけい、杉本哲太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介

テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名ベストセラー小説を、阿部サダヲ主演、池井戸原作の「空飛ぶタイヤ」を手がけた本木克英監督のメガホンで映画化。
小説版、ドラマ版にはない独自のキャラクターが登場し、映画版オリジナルストーリーが展開する。

東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が発生した。
ベテランお客様係の西木雅博は、同じ支店に勤務する北川愛理、田端洋司とともに、事件の裏側を探っていく。
西木たちは事件に隠されたある事実にたどりつくが、それはメガバンクを揺るがす不祥事の始まりにすぎなかった。

西木役を阿部、北川役を上戸彩、田端役を玉森裕太がそれぞれ演じるほか、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介らが顔をそろえる。

 

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
原作は未読、ドラマは未見です。
面白かったです。
 
会社勤めの経験のない私は、企業を扱った話はあまり得意ではありません。
皆が共感を覚えるフレーズや人間関係に、分かる~!という思い入れがないのがちょっと淋しいかな・・・。
でも、話の展開にはドキドキワクワク感を感じます。
銀行員を扱った物語というより、詐欺もの?みたいでしたね(笑)。
主演級キャストもぴったりで、脇を占めるベテラン勢が素晴らしかった。
映画は楽しめました。
 
 
 
 
 
 

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ラーゲリより愛を込めて

2024年01月24日 | こんな映画見ました~(邦画)
『ラーゲリより愛を込めて』

2022年(日本)

監督:瀬々敬久
出演:二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕

二宮和也が主演を務め、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男を演じた伝記ドラマ。
作家・辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を基に、「護られなかった者たちへ」「糸」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。

第2次世界大戦後の1945年。シベリアの強制収容所に抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる過酷な環境の中、わずかな食糧のみを与えられて重い労働を強いられ、命を落とす者が続出していた。そんな中、山本幡男は日本にいる妻や子どもたちのもとへ必ず帰れると信じ、周囲の人々を励まし続ける。山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していく。

山本の妻・モジミ役に北川景子、山本とともにラーゲリで捕虜として過ごす仲間たちに松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華キャストが集結。(映画.comより)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
 
この方のお話はすでに本やTVなどでメディアに流れていたこともあり、知っていました。
シベリア抑留の凄まじい話は映画、ドラマなどで繰り返し語られることは大事かなって思います。
世界中の戦争は、こうした辛い思いを経験する人たちを沢山産み出すのですから。
 
二宮和也はやはり上手いですね。大袈裟過ぎない演技がいいです。
対して北川景子の全力投球型も良かったと思いました。
松坂桃李も良い味出してました。
 
キャストがそれぞれに好演してたと思いました。
 
 
 
 

 
 
 
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笑いのカイブツ

2024年01月17日 | こんな映画見ました~(邦画)
『笑いのカイブツ』

2023年(日本)

監督:滝本憲吾
出演:岡山天音、片岡礼子、松本穂香、菅田将暉、仲野太賀

「伝説のハガキ職人」として知られるツチヤタカユキの同名私小説を原作に、笑いにとり憑かれた男の純粋で激烈な半生を描いた人間ドラマ。

不器用で人間関係も不得笑い意なツチヤタカユキは、テレビの大喜利番組にネタを投稿することを生きがいにしていた。
毎日気が狂うほどにネタを考え続けて6年が経った頃、ついに実力を認められてお笑い劇場の作家見習いになるが、笑いを追求するあまり非常識な行動をとるツチヤは周囲に理解されず淘汰されてしまう。
失望する彼を救ったのは、ある芸人のラジオ番組だった。
番組にネタを投稿する「ハガキ職人」として注目を集めるようになったツチヤは、憧れの芸人から声を掛けられ上京することになるが……。

「キングダム」シリーズなどで活躍する岡山天音が主演を務め、仲野太賀、菅田将暉、松本穂香が共演。井筒和幸、中島哲也、廣木隆一といった名監督のもとで助監督を務めてきた滝本憲吾監督が長編商業映画デビューを果たした。(映画.comより)

 
 
        
 
-------私のひと言-------
 
映画館鑑賞。
私自身お笑いの世界にはあまり興味がないのですが、この映画は菅田将暉出演ということで映画館鑑賞しました。
出番は少なくても、それは菅田くんの事ですからインパクトありました。
この菅田将暉扮するピンクという人物はツチヤタカユキに大きな影響を与えたとされる人物ということで、菅田将暉配役は頷けます。
 
「笑い」に人生を掛けたツチヤタカユキの私小説を原作としてる、ということは登場人物は存在するって事ですね。その登場人物が説明されてるサイトにも飛び、読んでみました・・・。
 
ツチヤタカユキが世に出て活躍するまでの壮絶な自分との闘いを、岡山天音は好演していたと思います。題名通り「笑いのカイブツ」ですね。
 
お笑いでも、絵でも、音楽でも、創り出すことはかなりのエネルギーが要るってことで、やはり普通ではない部分もあるのですよね・・・。
 
 

 
 
 
 
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ファミリア

2024年01月16日 | こんな映画見ました~(邦画)
『ファミリア』

2022年(日本)

監督:成島出
出演:役所広司、吉沢亮、サガエルカス、ワケドファジレ、松重豊、MIYAVI、佐藤浩市

「八日目の蝉」「いのちの停車場」などの成島出監督が役所広司を主演に迎え、国籍・文化・境遇を超えて家族を作ろうとする人々の姿を描いたヒューマンドラマ。

山里でひとり孤独に暮らす陶器職人・神谷誠治のもとに、一流企業のプラントエンジニアとしてアルジェリアに赴任中の息子・学が婚約者ナディアを連れてやって来る。
学は結婚を機に退職して焼き物を継ぎたいと話すが、誠治は反対する。
一方、隣町の団地に住む在日ブラジル人の青年マルコスは、半グレ集団に追われていたところを助けてくれた誠治に亡き父の姿を重ね、焼き物の仕事に興味を持つように。
そんな中、アルジェリアに戻った学とナディアを悲劇が襲う。

役所ふんする誠治の息子・学を吉沢亮が演じ、MIYAVI、佐藤浩市、松重豊が共演。(映画.comより)


 
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。

役所広司さんの迫力ある演技が見られそうなので、昨年暮れにレンタルしましたが、新年松が明けてからの鑑賞となりました。
やっぱり役所広司の迫力ある演技で楽しめました。
 
家族を失う事の現実、そして新しい家族を築くことの人の温かさが伝わってきて、ウルウルしちゃいました。
 
ラスト、新しい家族を守るためにの命を懸けての大芝居!!
クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」でウォルト(イーストウッド)が少年タオのためにギャングの家の表玄関に乗り込んでいった時のシーンと被りました。
でもこちらの神谷誠治は生きてて良かったデス。

 
 

 
 
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ゆれる

2023年12月16日 | こんな映画見ました~(邦画)
『ゆれる』

2006年(日本)

監督:西川美和
出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀

「蛇イチゴ」(03)でデビューを飾った西川美和監督の第2作。

東京で写真家として気ままに暮らす猛(オダギリジョー)が、母親の一周忌で久しぶりに帰郷。
猛は家業を継いだ兄の稔(香川照之)と幼なじみの智恵子とともに近くの渓谷へ行くが、智恵子が吊り橋から転落してしまう。
智恵子の近くにいた稔が逮捕され裁判となるが、そこで猛は今まで見たことのない兄の姿を目の当たりにする……。(映画.comより)

 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。

西川美和監督の「すばらしき世界」がとても良かったので、未見だった本作品を見ました。
う~~ん、面白かったです。
西川監督作品の「永い言い訳」は私はダメでしたが、本作品を先に見ていたらもっと感情移入出来たのかなって思いました。

オダギリジョーが好演してたと思いますが、稔を演じた香川照之が良かったですね。香川にしか出せない味だったように思いました。

西川美和の監督作品、小説など少しチェックしてみたいと思います。
 
 
 

 
 
 
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すばらしき世界

2023年12月10日 | こんな映画見ました~(邦画)
『すばらしき世界』

2021年(日本)

監督:西川美和
出演:役所広司、仲野太賀、六角精児、北村有起哉、長澤まさみ、梶芽衣子、橋爪功庄


「ゆれる」「永い言い訳」の西川美和監督が役所広司と初タッグを組んだ人間ドラマ。
これまですべてオリジナル脚本の映画を手がけたきた西川監督にとって初めて小説原案の作品となり、直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルにつづった小説「身分帳」を原案に、舞台を原作から約35年後の現代に置き換え、人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。
 
殺人を犯し13年の刑期を終えた三上は、目まぐるしく変化する社会からすっかり取り残され、身元引受人の弁護士・庄司らの助けを借りながら自立を目指していた。
そんなある日、生き別れた母を探す三上に、若手テレビディレクターの津乃田とやり手のプロデューサーの吉澤が近づいてくる。
彼らは、社会に適応しようとあがきながら、生き別れた母親を捜す三上の姿を感動ドキュメンタリーに仕立て上げようとしていたが……。(映画.comより)
 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。

役所広司主演、仲野太賀出演ということに弾かれての鑑賞。
佐木隆三の長編小説『身分帳』(実在の人物をモデルにし、13年の刑期を終え出所した元殺人犯の男の苦労と生きかたを描いた小説。)が原案ということです。
 
いい映画でした。
役所広司の素晴らしい演技に泣かされました。
仲野太賀、長澤まさみやベテラン脇役も良かったです。
長澤まさみは出演シーンが少ないのに、流石のインパクトでした。
 
刑務所から出てきた男の賢明な生き様を描いていますが、一般社会で生きる人々も同じようにあがいているんですよね・・・。
切なくて、崖っぷちの怖さを役所広司が本当にうまく表現していたと思います。
ラストがあっけなかったです・・・(涙)
 
 
西川美和監督の「ゆれる」も見てみたいと思います。
 
 

 

 

 

 

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戦場のメリークリスマス

2023年11月02日 | こんな映画見ました~(邦画)
『戦場のメリークリスマス』
---Merry Christmas Mr. Lawrence---
1983年(日本・イギリス・ニュージーランド)

監督:大島渚
出演:デビッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、北野武

大島渚監督が、第2次世界大戦中のジャワの日本軍捕虜収容所を舞台に、極限状況に置かれた人間たちの相克を描いた異色のヒューマンドラマ。
日本軍のエリート士官ヨノイと連合軍捕虜セリアズ少佐の愛情めいた関係を中心に、日本軍人と西洋人捕虜との関係が興味深く描かれる。

デビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしといった国内外の異色スターたちが共演。
坂本の音楽も高い評価を獲得し、テーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」は誰もが知る名曲となった。
2021年4月、デジタル素材に修復した「4K修復版」でリバイバル公開。

      

-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
有名なテーマソングは知っていても今まで見たことのなかった映画でした。
坂本龍一が亡くなられて、メディアから流れてくる音楽を耳にして、一度見ておかなくちゃと思っていました。

強烈な印象を残す作品だったのですね。
キャストも個性あふれるメンバーで今更ながらビックリしました。
内田裕也も出演していたと後から知りましたが、分かりませんでした・・・💦
 
坂本龍一が音楽だけでなく、あんなに出演シーンが多いとは、、、知りませんでしたよ・・・。
変わった戦争映画だとは思いますが、一度見たら忘れられない作品だと思いました。
 

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ミステリと言う勿れ

2023年10月12日 | こんな映画見ました~(邦画)
『ミステリと言う勿れ』

2023年(日本)

監督:松山博昭
出演:菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、柴咲コウ、鈴木保奈美、萩原利久、松坂慶子、松嶋菜々子、角野卓造、段田安則、

 

田村由美の人気漫画を菅田将暉主演で実写化した連続テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇場版。原作で人気のエピソード「広島編」をもとに、広島の名家・狩集家をめぐる遺産相続事件の顛末を描く。

天然パーマでおしゃべりな大学生・久能整は、広島で開催される美術展を訪れるため同地にやってくるが、そこで犬童我路の知人だという女子高生・狩集汐路と出会い、あるバイトを持ちかけられる。
それは、狩集家の莫大な遺産相続に関するものだった。
当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者は、遺言書に記されたお題に従って謎を解いていく。
やがて彼らは、時に死者さえ出るという狩集家の遺産相続に隠された衝撃の真実にたどり着く。

汐路を原菜乃華、彼女と遺産相続を争う狩集理紀之助を町田啓太、波々壁新音を萩原利久、赤峰ゆらを柴咲コウ、狩集家の顧問弁護士の孫・車坂朝晴を松下洸平が演じる。
「信長協奏曲」の松山博昭が監督を務め、「本能寺ホテル」の相沢友子が脚本を担当。
(映画.comより)

 

 

 
        
 
-------私のひと言-------
 
映画館鑑賞してきました。
公開から日が経ってしまってましたが、近所の映画館ではまだ上映回数も減ってなく、さすが館内は空いていましたが、私には好都合でした。
 
ドラマで復讐しておいたので、人物関係がよく分かりエンディングロールもしっかり楽しみましたヨ。
菅田くんの整くんはドラマから時間が経っていたので大学生で大丈夫?と思いましたが、そんな心配はなくしっかり大学生の整くんでした(笑)。
 
ドラマが映画化されるとやたら大袈裟になったり、アクションが派手になったりすることが多いのですが、この作品はそんな感じもなくて、良かったです。
さすが菅田くんの整くん、良かったですよ~~。
菅田くんがあまり年とらないうちにドラマで再開してほしいですね。
 
狩集家の収録は倉敷の旧野崎家住宅で行われました。
先日倉敷に行った時、興味はあったのですがそれよりもっと興味のある村に心が惹かれててあまり真面目に調べていませんでした。
しかし映画を見たら、これは行くべきだったかも~と思っています。
ま、またチャンスがあったら、ということします。
倉敷美観地区の案内所に整くんの等身大のパネルが置いてあり、そのパネルとは写真撮ってきましたけどね(笑)。
 
 
映画は楽しめました。菅田くん、やっぱり上手い!!
力の入れ方と抜き方が抜群ですね!!
 
 

 
 
 
 
 
 
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線は、僕を描く

2023年09月30日 | こんな映画見ました~(邦画)
『線は、僕を描く』

2022年(日本)

監督:小泉徳宏
出演:横浜流星、清原果耶、富田靖子、江口洋介、三浦友和

水墨画の世界を題材にした砥上裕將の青春小説「線は、僕を描く」を、横浜流星の主演、「ちはやふる」の小泉徳宏監督のメガホンで映画化。

大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と運命的な出会いを果たす。白と黒のみで表現された水墨画は霜介の前に色鮮やかに広がり、家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失感を抱えていた彼の世界は一変する。巨匠・篠田湖山に声を掛けられて水墨画を学ぶことになった霜介は、初めての世界に戸惑いながらも魅了されていく。

篠田湖山の孫で霜介にライバル心を抱く篠田千瑛を「護られなかった者たちへ」の清原果耶、霜介の親友・古前を「町田くんの世界」の細田佳央太、霜介に触発されて古前と共に水墨画サークルを立ち上げる川岸を「サマーフィルムにのって」の河合優実が演じ、三浦友和、江口洋介、富田靖子らが脇を固める。(映画.comより)

 

『線は、僕を描く』は、砥上裕將による日本の小説。水墨画の美しさに触れ、魅了された大学生の成長・再生を描く。
2019年に『黒白の花蕾』のタイトルで第59回メフィスト賞を受賞後に現在のタイトルに改題され、同年9月27日に講談社から刊行された。のちに2021年10月15日に文庫化された。第17回本屋大賞第3位。

『小説現代』2022年11月号に、本作の後日談となる短編「どら焼きと菊」が掲載された。

コミカライズ版が『週刊少年マガジン』の2019年第29号から2020年第11号に連載された。2022年10月に映画版が公開。(Wikipediaより)



 
        
 
-------私のひと言-------


お家鑑賞(Amazonプライム)。
脚本が小泉徳宏監督と共に片岡翔さんが手がけたので、公開当時から気になっていた作品、やっと見ました。
 
原作は未読ですが大体の展開を把握してたので、水墨画と運命的な出会い!のシーンが少々弱いように感じてしまいました。
家族を失った衝撃を背負う青年としては、横浜流星が見た目が少し奇麗過ぎたのかな、って思います。
でも墨絵を描くシーンはかなり練習したのでしょうね~って思います。
 
脇役の江口洋介が良かったです。
絵を描く事への醜いほどの執念を見せつけられるのかと思ってましたが、そういう展開ではなかったので鑑賞後爽やかでした。
 
 

 
 


 
        
 
 
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日本独立

2023年08月19日 | こんな映画見ました~(邦画)
『日本独立』

2020年(日本)

監督:伊藤俊也
出演:浅野忠信、宮沢りえ、小林薫、柄本明、渡辺大、松重豊、伊武雅刀、佐野史郎、石橋蓮司
 

第2次世界大戦直後のGHQ占領下の日本を舞台に、一刻も早い日本の独立を求めて尽力した吉田茂と白洲次郎を描いた人間ドラマ。

親子ほども年の離れた2人の絆を軸に、終戦から憲法制定、独立までの歴史の舞台裏を、日米両国の視点からスリリングに描く。
終戦直後に外務大臣に就任した吉田茂は、日本の再出発のため、旧知の仲である白洲次郎を呼び寄せる。
抜群の英語力を備える白洲は、開戦前から既に日本の敗戦を予測し、実業の第一線を退いて郊外で農業に専念していた。
吉田はそんな白洲に、GHQとの交渉役となる終戦連絡事務局の仕事を託す。
こうして白洲は交渉の最前線に身を置くが、GHQは米国主導の憲法改正を強引に推し進めようとする。
白洲次郎を浅野忠信、妻・正子を宮沢りえ、吉田茂を小林薫が演じる。監督は「プライド 運命の瞬間」「ロストクライム 閃光」の伊藤俊也。(映画.comより)

     
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
東京・鶴川にある白洲次郎が済んでいた住まいが「武相荘」として記念館になっています。
我が家からは車で30分程の所で、一度訪れたいと思っていながら未だ行ったことはありません。
そんなことで、白洲次郎の話のこの映画、以前から興味がありました。やっと見ました。
 
敗戦から今の日本の礎を築くのに大いに貢献したという白洲と吉田茂の話はとても興味深かかったです。
いろいろな問題定義もされてる作品だと思いましたが、とにかくこんなに先が読める気骨ある日本人が存在してたことが何かホッとする感じがしました。
心のどこかで今の政治家と比べてる?いえいえそんな大それた事はしていませんよ。
 
キャストも揃えて格式ある映画になっていたと思います。
 
 
 

 
 
 
 
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ある男

2023年08月06日 | こんな映画見ました~(邦画)
『ある男』

2022年(日本)

監督:石川慶
出演:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、仲野太賀、真木よう子、柄本明
 

芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラーを「蜜蜂と遠雷」「愚行録」の石川慶監督が映画化し、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝が共演したヒューマンミステリー。

弁護士の城戸は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元調査をして欲しいという奇妙な相談を受ける。
里枝は離婚を経験後に子どもを連れて故郷へ帰り、やがて出会った大祐と再婚、新たに生まれた子どもと4人で幸せな家庭を築いていたが、大祐は不慮の事故で帰らぬ人となった。
ところが、長年疎遠になっていた大祐の兄が、遺影に写っているのは大祐ではないと話したことから、愛したはずの夫が全くの別人だったことが判明したのだ。
城戸は男の正体を追う中で様々な人物と出会い、驚くべき真実に近づいていく。

弁護士・城戸を妻夫木、依頼者・里枝を安藤、里枝の亡き夫・大祐を窪田が演じた。
第46回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む同年度最多の8部門(ほか最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞)を受賞した。(映画.comより)

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
映画館鑑賞したかった作品の一つです。
 
面白かったです!!
 
役者さんたちの好演で楽しめました。
安藤さくらはやっぱり上手いですよね。
窪田正孝も良かったです。この役者さんは役になり切るのが上手だと思います。
妻夫木聡はいつも妻夫木聡なんですが、窪田正孝は役によって全然違う顔があるように感じました。
柄本明の迫力は流石ですね。

ラストのシーンは何?と思いましたが、本を読んだらわかるのかな~と思いネット検索してみました。ネットサイトでは小説を読んだ人の感想に、小説とは描き方の差があるように感じたというのがありました。
そうか、、、私も読んでみようかな、、、とも思いました。
が、映画後に読むのもねぇ。もともと読書それほど好きでもないし・・・。ということで、石川慶監督の「愚行録」の原作を読んでみることにしました。
映画「愚行録」は本を読んだ後に見るかどうか決めることにします。
 
この映画は楽しめました!
 
 
 

 
 
 
 
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大河への道

2023年08月04日 | こんな映画見ました~(邦画)
『大河への道』

2022年(日本)

監督:中西健二
出演:中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、立川志の輔、平田満、草刈正雄、橋爪功

落語家・立川志の輔による新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」を映画化。
主演の中井貴一をはじめ、松山ケンイチ、北川景子らキャストがそれぞれ1人2役を務め、現代を舞台に繰り広げられる大河ドラマ制作の行方と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描き出す。

千葉県香取市役所では地域を盛り上げるため、初めて日本地図を作ったことで有名な郷土の偉人・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。
しかし脚本制作の最中に、忠敬が地図完成の3年前に亡くなっていたという事実が発覚してしまう。

1818年、江戸の下町。伊能忠敬は日本地図の完成を見ることなく他界する。
彼の志を継いだ弟子たちは地図を完成させるべく、一世一代の隠密作戦に乗り出す。
「花のあと」の中西健二が監督を務め、「花戦さ」の森下佳子が脚本を手がけた。(映画.comより)

 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
この映画、面白かったです!
立川志の輔による新作落語の映画化ということですが、新作落語の映画化なんてあるんですね。
現代版と時代劇版が交互に現れるのですが、それが一人二役で演じられてるのも面白い展開でした。
 
伊能忠敬が描いたと言われる日本地図が現在の地図とほぼ重なるのを見たとき、感動しました。
草刈正雄演じる徳川家斉が、完成された地図を見て「美しい、、、」と言ったのが印象的でした。
 
落語って見に行ったことがないのですが、機会があったら志の輔のこの落語を見たいと思いました。
 
 
 
( ..)φメモメモ 
伊能忠敬による子午線弧の測量 日本では 伊能忠敬 が第二次測量(1801年)の結果から緯度1度に相当する子午線弧長を28.2 里 (110.8km)と導き出している。
 
子午線の長さは約4万キロメートルである。これは1メートル自体が当初、「子午線全周長を4千万分の1にした長さ」を基準に決定されたためである。
伊能忠敬が生きた時代とほぼ同じ時代フランスの科学者により4万メートルと定められたようです。
伊能忠敬も実測したわけではなく計算上の数字であり、すでにその時点で地球は球形であることを知ったとということ。
それにしても、ほぼ正確な数値をたたき出している忠敬の力は計り知れませんね。
 
 

 
 
 
 

 

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この子は邪悪

2023年07月24日 | こんな映画見ました~(邦画)
『この子は邪悪』

2022年(日本)

監督:片岡翔
出演:玉木宏、南沙良、大西流星、桜井ユキ

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「もみの家」の南沙良が主演を務めたサスペンス。

心理療法室の院長・窪司朗の娘である花。
かつて一家は交通事故に遭い、司朗は足に後遺症が残り、母は植物状態、妹は顔に重度の火傷を負い、花も心に深い傷を抱えることとなった。
そんな花はある時、母親が心神喪失状態で、その原因を探っているという高校生・四井純と出会い、次第に心を通わせていく。
そんなある日、花の母が5年ぶりに目を覚まし、司朗が家に連れて帰ってくる。
司朗は久々の家族団らんを喜ぶが、花は母にどこか違和感を抱き……。

花と親しくなる純を「なにわ男子」の大西流星、花の両親を「映画 極主夫道」の玉木宏と「マチネの終わりに」の桜井ユキが演じる。
オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2017」準グランプリ作品の映画化。
「町田くんの世界」などの脚本家・片岡翔が監督・脚本を手がけた。

 
        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
原作は読んでいます。
 
本ではラストがちょっと分かり難い点もありましたが、映像で理解出来た部分もあります。
文章を映像化するってことの難しさと心地よさを私なりに楽しみました。

俳優さんたちは頑張っていたと思います。
 
ぐるぐるぐるぐる、∞∞∞∞∞∞∞∞、映像でのインパクトは強いですよね・・・。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
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異動辞令は音楽隊!

2023年07月19日 | こんな映画見ました~(邦画)
『異動辞令は音楽隊!』

2022年(日本)

監督:内田英治
出演:阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、倍賞美津子

「ミッドナイトスワン」の内田英治監督が阿部寛を主演に迎えたヒューマンドラマ。
警察音楽隊のフラッシュモブ演奏に着想を得た内田監督が、最前線の刑事から警察音楽隊に異動させられた男の奮闘をオリジナル脚本で描き出す。

部下に厳しく、犯人逮捕のためなら手段を問わない捜査一課のベテラン刑事・成瀬司。
高齢者を狙ったアポ電強盗事件を捜査する中で、令状も取らず強引な捜査を繰り返した結果、広報課内の音楽隊への異動を言い渡されてしまう。
不本意ながらも音楽隊を訪れる成瀬だったが、そこにいたのは覇気のない隊員ばかりで……。

音楽隊のトランペット奏者・来島春子を清野菜名、サックス奏者・北村裕司を高杉真宙、捜査一課の若手刑事・坂本祥太を磯村勇斗が演じる。(映画.comより)

 

        
 
-------私のひと言-------
 
お家鑑賞(Amazonプライム)。
阿部寛の出演映画は好んで見ているわけではありませんが、見ると迫力ある演技に感心します。
やっぱりスゴイ俳優なのかな、って思います。キャラが濃いのでそれだけで圧倒されるって事もあると思いますが、演技力が伴なうキャラの濃さなのでしょうね。
 
面白い話の展開でした。
警視庁音楽隊、自衛隊の音楽隊(陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊)や消防音楽隊と音楽隊が置かれていることに気づかされました。
映画の中で、一生音楽に携わりたくて警察官になったというトランペット奏者の春子台詞がありましたが、そういう楽員もおられるのでしょうね。
知らない世界の葛藤みたいなものがとても新鮮でした。
音楽を続けたくて、職業を選ぶ、、、そこに現実がありますね~。
 
映画は楽しめました。
 
 
 

 
 
コメント (8)
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