『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』
---THE LADY---
2011年(フランス)
監督:リュック・ベッソン
出演: ミシェル・ヨー、デヴィッド・シューリス 、 ジョナサン・ラゲット 、ジョナサン・ウッドハウス
---THE LADY---
2011年(フランス)
監督:リュック・ベッソン
出演: ミシェル・ヨー、デヴィッド・シューリス 、 ジョナサン・ラゲット 、ジョナサン・ウッドハウス
軍事政権が続くビルマ(現ミャンマー)で民主化運動を牽引し、1991年にはノーベル平和賞を受賞する一方、国内では通算15年という長きにわたって自宅軟禁を強いられ、それでもなお民主化の旗を降ろさなかった不屈の女性アウンサンスーチー氏の激動の半生を映画化した伝記ドラマ。
ビルマの独立運動に尽力し、民衆から慕われながらも政敵の凶弾に倒れたアウンサン将軍を父に持つアウンサンスーチー(ミシェル・ヨー )。
英国のオックスフォード大学で学んだ彼女は、やがてチベット研究者のマイケル・アリス(デヴィッド・シューリス)と結婚、2児の母となる。
その後、心臓発作で倒れた母の看病のためビルマへと帰国したスーチーは、民主化を求める人々から熱狂的に迎えられ、彼女を中心に民主化運動がかつてない盛り上がりを見せる。
これに危機感を抱いた軍事独裁政権は、次第にスーチーへの圧力を強めていくが…。
(allcinemaより)
(allcinemaより)
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スーチー女史を演じたミシェル・ヨーが素晴らしかったデス。
メディアでしか見る事が出来ないアウンサン・スーチーですが、そのスーチーさんにそっくりでした。
ビルマという国の事情は、スーチーさんの自宅軟禁というニュース以外はほとんど知りません。
あんなに多くの若者が民主化運動で犠牲になっていたんですね。
映画製作のための情報提供者は伏せられたまま、という裏話でも察しがつくように、映画が公開された今でもなお、事情が好転しているということでも無いようです。
こういう映画が全世界で見られることに、とても意味があることなのだと思いました。
チベット研究者で夫のマイケルを演じたデヴィッド・シューリス、きっと本当にあのように優しい理解者だったのでしょう、、と思わせてくれました。
スーチーさんが、いつも髪にお花を飾って、綺麗な女性らしい姿を崩さなかったのは、自分を愛してくれる人がいたからなのでしょうねぇぇ。。。
あの強さ、崇高さ、美しさはマイケルの支えなくしては貫けなかったと思います。
1日でもは早く、ビルマの人々に安らぎと自由がもたらされますように、と思わずにはいられません。