『ハンナ・アーレント』
---HANNAH ARENDT---
2012年(ドイツ/ルクセンブルク/フランス )
監督: マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演: バルバラ・スコヴァ、 アクセル・ミルベルク、 ジャネット・マクティア 、 ユリア・イェンチ
---HANNAH ARENDT---
2012年(ドイツ/ルクセンブルク/フランス )
監督: マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演: バルバラ・スコヴァ、 アクセル・ミルベルク、 ジャネット・マクティア 、 ユリア・イェンチ
ホロコーストを生き延びたユダヤ人哲学者ハンナ・アーレント(バルバラ・スコヴァ)。
1960年代初頭、彼女は何百万人ものユダヤ人の収容所移送を指揮したナチスの重要戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判に立ち会い、その傍聴記を発表する。
しかしアイヒマンを、思考することを放棄して命令に従っただけの凡庸な小役人と評し、さらにユダヤ人自治組織の指導者がアイヒマンに協力していたことにも言及したレポート『イェルサレムのアイヒマン』は、ユダヤ人社会からの激しいバッシングに晒される。
本作は、そんなアーレントの孤高の戦いを通して、その波乱の人生と彼女が訴え続けた信念に迫る伝記ドラマ。
主演は「ローザ・ルクセンブルグ」のバルバラ・スコヴァ。
監督も同じく「ローザ・ルクセンブルグ」のマルガレーテ・フォン・トロッタ。
(allcinemaより)
---------------------------------------------------------------------
これは哲学者のお話でした・・・。
ナチスの戦犯アイヒマンを擁護した本を書き、世の中のバッシングを受けるという情報から受けた印象とは違う映画でした。
ハーレントはアイヒマンを擁護しているのではなく、学者としてアイヒマンを評価して、本を書いています。
ナチがユダヤ人に行った事を題材にした映画、と受け止めて見たのですが、そういう映画ではなく、彼女の哲学者として貫いた生き方を描いた映画でした。
物語ではなく事実を描いたもので、私にはちょっと難しかったです。