『ホワイトバード はじまりのワンダー』
---White Bird---
2024年(アメリカ)
監督:マーク・フォースター
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、 ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン
---White Bird---
2024年(アメリカ)
監督:マーク・フォースター
出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、 ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン
2017年製作の映画「ワンダー 君は太陽」の原作者R・J・パラシオが同作のアナザーストーリーとして執筆した小説「ホワイトバード」を、「チョコレート」のマーク・フォースター監督のメガホンで映画化。
前作で主人公オギーをいじめた少年ジュリアンと彼の祖母サラ、そして少女時代のサラをナチスから救った同級生ジュリアンにスポットを当てて描く。
いじめによって学校を退学処分になり、自分の居場所を失っていたジュリアンのもとに、パリから祖母サラが訪ねてくる。
孫の行く末を心配するサラは、彼に自身の少女時代について語りはじめる。
1942年、ナチス占領下のフランス。ユダヤ人であるサラは、学校に押し寄せてきたナチスに連行されそうになったところを同じクラスのいじめられっ子の少年ジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われる。
クラスでいじめられていたジュリアンに全く関心を払わなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命懸けで守ってくれる。
サラとジュリアンが絆を深めていくなか、終戦が近いというニュースが流れるが……。
名優ヘレン・ミレンがジュリアンの祖母サラを演じ、「ワンダー 君は太陽」のブライス・ガイザーがサラの孫のジュリアン役を続投。
少女時代のサラは「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」のアリソン・グレイザー、サラを助ける同級生ジュリアンは「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」のオーランド・シュワートがそれぞれ演じた。(映画.comより)
-------私のひと言-------
映画館(立川キノシネマ)で鑑賞。
「ワンダー 君は太陽」はとても良い映画でした。その主人公オギーをいじめたジュリアンに視点を当てたという事で見に行きました。
ジュリアンは「ワンダー 君は太陽」のいじめっ子ちゃんが高校生になって演じています。
話は、いじめた側という事で退学になったジュリアンがどうしても学校になじめないでいたところに、祖母のサラが自分の過去の話をしにやって来るという展開です。
祖母サラは、ユダヤ人ということで戦争中にとてもつらい経験をしたという話をジュリアンにしていきます。サラがクラスメイトのジュリアン(同じ名前です)の親切で命を助けられたという話をしていきます。
映画の展開はそのサラの話でず~っと綴られていきます。
その話を聞いたジュリアンが自分の立ち位置を理解し、学校生活に馴染んでいくのです。
とても心に残る映画でした。
ただ、ジュリアンの心の動きをもう少し映像で見たかったように思いました。