女人高野・室生寺などで知られる奈良県宇陀市室生区。
この地域には多くの芸術作家(アーティスト)が住んでいたり、大阪や京都などから
通いでやってくる工房が点在します。
毎年秋分の日ごろに 室生里めぐり と言って工房(アトリエ)を一般開放する
期間を設けて普段に飛び込んではなかなか見せてもらえない活動の一端を
展示されたりして見せてくれます。
「自然と創造の里 うまし(美しい)ふるさと文化の村をめざして」と、元気なふるさとを
目指してはじまったこの活動も19年を迎えました。
室生の自然・文化・芸術を楽しむ「室生里めぐり 2012」が、今年も9月21日(金)
から23日(日)までの3日間、開催されます。
あまり広く宣伝をされたり広報活動はされていませんので、まだ今のところ口コミが主流。
知る人ぞ知るという秘かなイベントです。
たぶんお祭り騒ぎになって荒されるのを押さえたいのでしょう。
室生の古民家などで、工芸品や写真の展示、ミニコンサートなどさまざまなプログラムが
予定されています。
リーフレットは去年のものです。
現地に行けば今年の分がもらえます。
もしお近くでお時間があれば行って見られてはいかがでしょう。
奈良県東部地域全体では200を超す工房があって、「工房街道推進協議会」と
「奈良のむらづくり協議会」が“共働”して工房街道づくりをされています。