まるで暴風圏で尖閣諸島や竹島に近寄る諸外国の過激派を蹴散らすが如く
市街地を安全運転で走る車程度の40~50Km/hで北上したサンバ(台風16号)
尖閣諸島や竹島だけでなく沖縄や五島列島や対馬を始め九州・西日本に多大な被害を
与えたようだ。
普段は政治や国際情勢に興味すらない人間が周りに煽られてデモ行進をしたり
日系企業や商店を襲う。
本国のことを憎まれるのは仕方ないにしても、日常は恩恵を受けている場所では
ないんだろうか?
買い物をしながら冗談の会話を交わしている人も居るんじゃないだろうか?
まるで50年ほど前の昭和40年代の日本の学生運動を思い出させるような暴挙。
日本産の車等を破壊したりしているのが映像として流されているけれど
その所有者で直接の痛手を受けるのは日本人ではなく同邦人なのではないんだろうか?
日本企業の入っているビルを襲撃するも、その所有者や他のテナントは?
それでも最近は中国・韓国政府や両国のメディアも制限をしなくなった感がある。
相手国の国旗を引き裂いたり燃やしたりするのは21世紀を生きる者のすることなのか?
戦前の日本のごく一部の人間が侵略や暴行を繰り返し、そのためにそれに従わない
人民を統制したりしたことにより多くの日本人が全体で行ったように思われるのは
認めざるを得ないし、陳謝の必要もあると思う。
だがしかし、こんなことを述べている僕ですら「もはや戦後ではない」世代。
まして今、過激に活動をしている青少年層は戦争やその経緯を経験した者など
居るはずもない。
老人層からの追想や書物などによる上辺でしか事実を知らない者たちが、本当の意味での
戦犯が生存しない現在に暴力で物事を訴えて、また敵対視することが本当の意味での
慰霊であったり平和を願うことにつながるのだろうか。
誰かを悪者にして国政の失敗から目を逸らされているのが分からない馬鹿者ばかり。
明日は船団が睨み合うことすら予想されている海の上。
如何にその海を汚さずに保護したり海底資源の有効活用を真剣に話し合う方が
どんなに有意義なことか。
踊らせる側、踊らされる側 目を覚ませ!